お宮参りに着ていく!季節ごとの家族全員の服装選び
最終更新日:2022年2月12日 13:20
赤ちゃんが生まれたらお宮参りをして神様に挨拶をして、これからの健康と成長をお願いします。
神様に挨拶をするということで、家族もきちんとした格好をしたいところです。
そこで今回は赤ちゃんだけではなく家族それぞれの服装について紹介していきたいと思います。
このコラムの目次
赤ちゃんの場合には祝い着を着用するのが普通です。
男の子の場合には熨斗目模様、女の子の場合には友禅模様が一般的です。
祝い着の下はベビードレスでも普段着でも良いので、気にする必要はありません。
ただ、赤ちゃんはまだ体温調節は上手くできません。
そのため夏場の場合には祝い着の下は薄いものにして、冬場の場合にはなるべく温かい格好にする必要があります。
その時期その時期にあった服装にすれば良く、無理にオシャレをしなければいけないということはないので、赤ちゃんが苦しくならないことを一番に考えてあげましょう。
最近ではベビードレスにケープを着せる方も多いので、無理に祝い着を用意しなければいけない訳でもありません。
その場合には白い靴下と帽子も一緒に用意しておく必要があります。
かつてはお宮参りの時は黒留袖が主流でしたが、最近は黒留袖を着る人は殆どいません。
着物でも色無地や訪問着が一般的です。
赤ちゃんが祝い着を着るのであれば、着物の方がぐっと格式も上がるのでおすすめです。
しかし、まだまだ赤ちゃんのお世話も大変な時期なので、無理に着物を着る必要はありません。
最近ではスーツやワンピースの方も多いです。
夏場であればワンピースのように風通しの良いものがおすすめ。
ノースリーブや膝より上の丈のものはNG。
露出が少ないものを選ぶようにしましょう。
冬場であればセレモニースーツのようにかっちりしたものがおすすめです。
寒い時期なので、コートを着込んで寒くないようにします。
祈祷の間も冷えるので、冷え性の方はカイロを貼ることをおすすめします。
基本的に赤ちゃんの服装とは関係なくスーツで問題ありません。
オールシーズン使えるのでかなり重宝します。
格式にこだわるのであればブラックスーツかダークスーツがおすすめです。
ワイシャツとネクタイは白、靴下も黒にして、革靴にする必要があります。
特に気にしないのであればそこまで気にする必要はありません。
派手過ぎなければカラーシャツでも大丈夫ですが、ストライプや柄が入っているとカジュアル過ぎるので避けましょう。
男性は季節を問わずにスーツで大丈夫ですが、ネクタイとシャツは必須です。
夏場は暑いからノーネクタイで良いんじゃないかと思うかもしれませんが、お宮参りはフォーマルな場です。
だらしないと取られる格好は避けるべきです。
祖父母の場合には両親に合わせた格好にするのが一番です。
お宮参りは父方の祖母が赤ちゃんを抱えていくのが一般的なので、赤ちゃんに合わせても見た目が良くなります。
洋装の場合にはダークカラーでまとめて、パールアクセサリーでまとめると上品に見えます。
ただ、夏場はダークカラーだと重くなってしまうので、ベージュやグレーがおすすめです。
冬以外の季節であれば落ち着いたトーンであれば問題ありません。
祖父の場合には季節を問わずにスーツで問題ありません。
普段着ているスーツではなく、冠婚葬祭用のスーツでかっちり決めるとスマートです。
服装に関しては両親と相談するのが良いでしょう。
電話で相談しておけば当日揉めないで済むので、事前に話し合った方が確実です。
お宮参りの衣装は両親のものも含めてスタジオで予約して、着付けをお願いすることができるところもあります。
何回も着物を着る訳ではないというのであれば、料金もお手頃なのでおすすめです。
お宮参りで一番重要なのは赤ちゃんのお祝いであるということ。
赤ちゃんが主役の儀式なので、赤ちゃんよりも目立たない、カジュアル過ぎないことを意識するようにしましょう。