お宮参りで撮るべき写真構図や撮影アイデアも!
最終更新日:2022年2月12日 13:20
日本にはお宮参りやお食い初めなどのイベントがあり、生まれた赤ちゃんを祝う行事がたくさんあります。
子どもの無事を感謝したり健やかな成長などを願ったりする意味があり、家族みんなで子どもの成長を見守るイベントになります。
お宮参りは名付けの次に行われるイベントで、誕生の報告とご加護を祈るための大切な伝統行事です。
このコラムの目次
お宮参りは生まれた土地に宿っている神様に無事に赤ちゃんが生まれたことを報告したり、感謝の気持ちを伝えたりする伝統行事です。
神様は産土神と呼ばれていて、土地の太陽や風、海や山などの自然に宿っていると考えられています。
子どもが生まれると土地に宿っている産土神の一柱が守護担当神になり、生涯にわたって寄り添ったり守護してくれたりするとされています。
産土神が祀られている神社を産土神社と呼んでいて、お宮参りでは産土神社に赤ちゃんを連れていきお祈りを捧げるという仕組みです。
お宮参りを行う神社の選び方は決まっているわけではなく、自宅から近かったり家族や親戚がお参りしたりするような神社が多いです。
自宅から遠い神社を選ぶと移動が負担になるので、場所を考慮に入れた上で決めることをおすすめします。
お宮参りは家族にとって大切なイベントで、多くの場合お子様との初めてのお参りになります。
両親や両家にとって幸せな行事と言えるでしょう。
お子様の成長記録として写真を残しておいたり、思い出として記念写真を残したりするとよいでしょう。
子どもの成長を記録に残すことは、当時の様子を思い出すのに後で役に立ちます。
持参したカメラで撮ったり、出張サービスを予約したりする人も多くいます。
当日の撮影をスムーズに行うために、事前にいくつか持ち物を準備しておくと便利です。
たとえば、粉ミルクや沸騰したお湯を入れた水筒を用意したり、おむつやおしり拭き・おむつ替えシートなども用意しておいたりすると良いでしょう。
赤ちゃんはお腹が緩くなりやすいのでおむつを多めに持っていき、バスタオルやよだれかけ、ガーゼハンカチや替えの服などを持っていくと便利です。
お参りがおわったら、着替えさせてあげると負担が少なくなります。
撮影するのにおすすめのアイデアとして、例えば春の場合新しい家族の誕生に対して幸せそうな家族を囲むような満開の桜があるときれいな一枚になります。
桜の風景をフォトフレームのように取り入れた構図で、みんな集まった集合写真で、子どもを中心にして撮影すると良い記念になります。
お宮参りをする神社までの道のりを撮影したり、鳥居に入るところを撮ったりしても良いでしょう。
桜並木を歩いたりきれいな桜を背景としてぼかすよう工夫したりしてみるのもおすすめです。
季節によっていろいろなアイデアを試してみるのが良く、夏なら美しい緑の中で写真を撮ったり、秋なら紅葉が映える鎮守の森などをバックにしたりしてみるのも良いでしょう。
赤ちゃんに負担をかけないよう、夏場はガーゼ生地のおくるみを利用したり、冬はボアやフリースなどを使ったりするのがおすすめです。
おくるみに包むことによって体温変化を予防することができます。
お宮参りの写真をきれいに撮影するためにも、赤ちゃんに負担をかけないことが大切です。
お宮参りは伝統として白羽二重の着物や紋付の祝着を着用することになります。
男の子の場合は白羽二重に熨斗目模様の紺色掛け着や、黒羽二重の紋付などを着ることが多いです。
女の子の場合は白羽二重に友禅模様の掛け着などを着用するようになります。
祝着は伝統的な服装だけではなくフォーマルな服を着たりするケースも最近では増えています。
きれいな衣装の写真は残しておくのがおすすめで、どんな服装でお宮参りしたのか良い記念になります。
子どもの手や足などのアップと一緒に残しておくと、良い思い出になります。
大切なのは子どもにストレスを感じさせないような服装にすることで、軽くてある程度自由がきくものがおすすめです。
赤ちゃんは体力がないため寝ていることも多いので、起きてしまわないように配慮することも大切です。
生まれた土地に宿る神様に子どもが生まれたことを報告するため、神社にお参りする慣習が日本にはあります。
お宮参りは両親や両家にとって幸せな行事になるので、きれいな一枚を残しておきたいものです。
春なら桜を背景にして写真を撮ったり、秋なら美しい紅葉に包まれながら記念に収めたりすると良いでしょう。
子どもに負担をかけないことが大切で、おくるみなどを工夫すると快適になります。