成人式の前撮りはいつがベスト?料金の相場は?
最終更新日:2022年2月12日 12:09
フォトスタジオで成人式の前撮りをして、予め写真撮影を済ませる人が増えています。
成人式の予行演習を体験でき、時期が良ければロケーションフォトも可能になるなどメリットがあるからと考えられますが、実行するならいつがベストなのでしょうか。
料金の相場とともにご紹介します。
このコラムの目次
成人式は奈良時代から日本で行われていた元服(げんぷく)という儀式が由来と考えられています。
元服は十二~十六歳の男子の成人を祝う儀式で、幼名を改めたり、大人の髪型に変えたりなど子供時代に区切りをつけるものでした。
女性の元服は江戸時代に始まり、十八~二十歳の女性が対象でした。
昔は二十歳以前に成人の儀式が行われていましたが、二十歳になったのは第二次世界大戦後です。
元服は新年に入った最初の満月の日に行われていました。
その名残は今も残り、一月に成人式が行われる理由の一つになります。
一月十五日が成人の日となったのは1949年で、以降全国各地でこの日に成人式が行われるようになりました。
2000年にハッピーマンデー法が誕生すると、成人の日は十月十五日から一月の第二月曜日となり、定着しています。
自分の好きな時期を選ぶことが前撮りのベストタイミングになります。
時期の選び方は、成人式の直前など着物レンタルやスタジオが混む時期を避けることと、家族のスケジュール、屋外撮影を希望するなら好みの季節を選ぶことなどがポイントです。
多くのフォトスタジオや写真館では、前撮りを含めたプランを提供しているので、それを参考にするのもいいでしょう。
前撮りではレンタル期間が制限されているプランもありますが、長期間可能もありますので、自由度の高いものを選ぶことも可能です。
屋外撮影の場合、ベストシーズンは春または秋です。
春は桜を始め多くの花が咲き始め、気候的にも過ごしやすくなります。
秋は全国各地で美しい紅葉が見られる時期ですので、前撮りのロケーションフォトにはぴったりです。
混雑を避けたいなら成人式が終わったニ~三月が良く、逆に最も混雑する十二月から一月は前撮りを避けたほうが良い時期になります。
フォトスタジオで前撮りをする場合、料金相場は30,000~70,000円と言われています。
金額に差があるのは、前撮りを依頼する写真館やプランの内容によって異なるからです。
前撮りプランには、撮影のみから着付けやヘアメイクなどのサービスがついているものなどいくつか種類があり、振袖レンタルが入っているプランもあります。
撮影のみであれば15,000円ほど、着付けなどを入れると50,000円、振袖レンタルの場合は100,000円を超える料金相場もあります。
どの内容を選ぶかによって料金相場は変わってきますが、購入する写真の枚数なども料金に影響します。
また、撮影機を増やすなどオプションを付ける場合も費用がかかります。
相場は常に変動しますので、フォトスタジオのキャンペーン情報とともに、日頃からチェックしておくと費用を抑えることができます。
前撮りプランを提供しているフォトスタジオは多く、どこを選んだらいいか迷ってしまうかもしれません。
費用を抑えた良いサービスを提供していると言うことはもちろんですが、振袖を豊富に取りそろえているところもおすすめです。
一生に一度の思い出に残る成人式の前撮り撮影をするには、振袖の良し悪しは大きく影響します。
自分にピッタリあった振袖は簡単に見つからない場合もあるので、できるだけ多くの種類から選ぶことが大切です。
振袖が豊富にそろっているフォトスタジオなら、満足の行く振袖選びができるでしょう。
前撮りは着付けからヘアメイク、撮影まですべてフォトスタジオで済ませることも可能です。
写真撮影は準備など予想以上に時間がかかる場合もあるので、ひとつですべてを済ますことができるというのは、精神的・時間的な負担が軽くなります。
成人式の前撮りのタイミングは特に決まっていませんが、早めにスケジュールを決めて行動することが成功するポイントです。
加えてフォトスタジオ選びも大切になります。
成人式の前撮りの際にお気に入りの店を選ぶなら、複数のフォトスタジオについて相場やサービス内容、評判といった点を比較しながら、一番自分に合うと思われるところを選ぶようにすると、前撮りや成人式が失敗しにくいです。