お宮参りで着せる産着のポイント
最終更新日:2022年2月12日 12:02
産着という言葉には二通りあります。
一つ目は、赤ちゃんが生まれて初めて袖を通す服ですが、もう一つは初めてのお宮参りで着る晴れ着のことを指します。
お宮参りで着る産着とはこの二つ目の意味のことを指します。
お宮参りで赤ちゃんに着せる産着を選ぶうえでは気にしておいた方がよいポイントがあります。
そこで、本記事では、そんなお宮参りで着せる産着のポイントについてご説明いたします。
このコラムの目次
お宮参りで使用するお祝い着の産着を購入する際は、注意しなければならないことがあります。
お宮参りは両家にとってビッグイベントです。
そのため、そのお祝い着や掛け着を買おうと考えているのはあなただけではないかも知れません。
お祝い着やそれにかける掛け着は、両家のお爺さんお婆さん、ご両親がそれぞれ購入を考えている可能性があるのです。
そのため、お宮参りでお祝い着として使用する衣服を購入する際には、事前に他の購入する可能性のある方に確認をしておくようにしましょう。
誤って被って購入してしまっても、本番で使えるのは一着だけです。
どう転んだとしても、選ばれなかった掛け着を購入した人には禍根が残ってしまう可能性があります。
そのため、面倒がらず必ず確認をするようにするのがポイントです。
男の子がお宮参りで着る産着にはどんな柄があるでしょうか。
黒や白、柄が豊富なものもあるかもしれません。
ポイントとしてはどういった柄を選ぶかで示しているものが異なるため、柄や色は重要です。
たとえば、白は凛々しさや純粋さ、潔白を表す色ですし、黒は勇ましさや重厚さを感じさせてくれます。
鷹や宝尽くしなど、お子さんの大成や昇進を意味する柄を選ぶことは非常に縁起が良いです。
どのような色・柄を選ぶかは重要ですので、赤ちゃんのためにも精一杯悩んで考えてあげると良いでしょう。
女の子の産着は男の子とは違って可愛い柄や色が選ばれることが多いです。
特に、明るい色やピンクなどは鉄板の色味だと言えるでしょう。
昇進や大成が好まれる男の子の絵柄とは別に、女の子の着る柄は可愛さや美しさ・可憐さや慈愛を示すような柄が選ばれたりします。
具体的には、お花の模様や毬などの柄がよく選ばれます。
また、菊や芍薬などが選ばれることも多いです。
柄を選ぶポイントは良縁が来ることを祈る意味が込められていたり、物事がとんとん拍子に進んでいくことを祈るような意味が込められていたりするのも男の子の柄との違いだと言えるでしょう。
最近では、産着も買うのではなくレンタルされるご家庭が増えてきております。
貸衣装店はそこかしこにあり、購入するよりも非常に安い金額でレンタルすることができます。
また、お店に行かなくてもインターネットでレンタルを受け付けてくれるお店も最近では少なくなくなってきています。
また、レンタルのメリットとしては、先述したような誰が購入するかという問題に対して誰もが平等に購入しないという選択をすることもできますので、一つ選択肢として考えても良いでしょう。
お宮参りで着せる産着のポイントについてご説明してまいりました。
お宮参りは赤ちゃんにとっても家族にとっても、その赤ちゃんの誕生を祝う重要なイベントです。
その際に着る衣服はやはりその重大な行事に相応しいものにしたいと考える方が多くいらっしゃいます。
男の子はどんな産着を着るのか、女の子はどんな産着を着るのか、買う際レンタルする際に知っておきたいことはどのようなことかなどについてお話ししてまいりました。
これから、赤ちゃんのお宮参りに行かれるという方はお祝い着についてもしっかりと調べて理解しておくようにしましょう。