大学の卒業式で着る袴に合わせる靴ごとの注意点をご紹介
最終更新日:2020年6月13日 09:14
大学の卒業式に袴を着るという方は多いでしょう。
袴を着る際にどういった靴を選ぶかについては悩みの種。
普段履きなれない草履を履くのか、袴なのにブーツを履くのか。
靴は一体どうするのが正解なのかわからないと困ることもあるでしょう。
そこで本記事では、大学の卒業式で袴を着る際にどんな靴を選べば良いのか、またどういった点に注意すれば良いのかについてご説明いたします。
このコラムの目次
袴によく合う草履ですが、普段履きなれない履物であるだけに草履を履く際には注意が必要です。
草履のデメリットは、歩きにくさです。
普段から履きなれていればそうでもないのですが、普段履きなれていない状態で草履を履くと足を痛めやすくすぐにケガをしてしまったり疲れてしまったりします。
また、現代の靴に比べて雨に弱いことも草履の弱点です。
雨が降るとすぐに足元は濡れますので、雨には注意しましょう。
なので、草履を履く際は当日の天気に関してチェックしておきましょう。
また、足が疲れてしまったりケガをしてしまったりしないように小まめに休憩を取るようにしましょう。
少しずつ休むだけでもだいぶ足が楽になります。
ブーツを履く際は、履き方やブーツの種類に気を付けましょう。
というのも、もともと袴はブーツに合わせるようには作られていません。
袴は草履を履くことを本来想定してつくられているため、ブーツを履く際にはきちんと似合うように合わせる必要があります。
また、ブーツならではの注意点もあるため、気を付けておきましょう。
たとえば、草履を履く際と比較してブーツを履く際は長さを短めに着付けます。
袴を着る際のようにくるぶしが見えない長さまで伸ばしてしまうと格好悪くなってしまうため着付け方に気を付けましょう。
また、草履と比べてブーツは脱いだり履いたりするのに手間がかかります。
大学の卒業式でブールを履く際は、なるべくブーツを脱がなくていい状況にいるようにした方が良いでしょう。
袴にはどんなブーツが合うのでしょうか?
まず色は、あまり派手ではない色を選ぶようにしましょう。
あまり足元にアクセントをおき目立たせてしまっても、折角の袴姿が台無しです。
基本的には黒、それでなくともせめて焦げ茶色くらいまでの暗めの色を選ぶようにしましょう。
また、形は細身のブーツを選ぶようにした方が良いです。
細身で少し長めのブーツを選ぶようにすることでよく合うようになります。
また、より細かい相性に関してはそれぞれの袴にもよります。
そのため、ブーツを合わせる際には、事前にどのようなブーツが合うのか合わせて確認をしておくと良いでしょう。
草履のポイントは、何といっても深く考えなくても自然に合うことでしょう。
古い和の感じを出すのに草履はぴったりです。
草履かブーツかどちらを選べば良いかわからなかったり、上手く合うブーツを持っていなかったりするという場合は草履を選んでおくのが無難でしょう。
やはり、古来より袴に合わせて履かれてきた草履は相性が抜群です。
脱ぎ履きのしやすさや、慣れてきたときの歩きやすさ、見た目の相性や綺麗さなど、どの点を取っても草履はおすすめできます。
大学の卒業式で着る袴に合わせる靴ごとの注意点をご紹介いたしました。
袴には基本草履が合いますが、ブーツが合わないかと言うとそんなことはありません。
ブーツを合わせるための履き方をすれば草履以上に合うこともありますし、大学の卒業式当日に着る袴に合うブーツを探せば必ず見つかります。
人生に一度の大学の卒業式を思い出の卒業式にするために、自分が履きたい靴を履くのが一番です。
その上で、よりおしゃれに着こなして、当日のストレスも最小限にできるようにしましょう。