振袖の豆知識とフォトスタジオで撮影するメリット
最終更新日:2022年2月12日 12:01
成人式で当たり前のように着る振袖。
その振袖にはどのような歴史があるのでしょうか?
振袖に対し、ざっくりと和装というイメージを持っているだけでその背景に関しては知らないという方も多いことでしょう。
様々な歴史があり、成人式で着ることの理由もきちんとあります。
本記事では、そんな振袖についての知っておきたい豆知識や、振袖を着ての写真をフォトスタジオで撮影することのメリットについてご説明いたします。
このコラムの目次
成人式では多くの方が振袖を着られます。
そんな当たり前のようにほとんどの方が成人式になると身に着けられていますが、そもそも成人式ではなぜ振袖を着ることが一般的になったのでしょうか?
その歴史は江戸時代にまで遡ります。
江戸時代に、未婚女性の着る正装として扱われていました。
様々な行事で着られており、当然当時の大人になる儀式である「元服」の際も着られていました。
現代では元服はありませんが、その代わりとなるのが20歳になる新成人を集めて行う成人式です。
そのため、元服の際に正装として着られていた着物が現代の成人式でも着られるようになったのです。
そのような未婚女性の正装だった振袖ですが、一説にはその女性が独身なのか既婚なのかを示すために身に着けられていたとされています。
現代では考えられないことですが、遠い昔の江戸時代にはそのような風習があったのかもしれないです。
当時、夫婦にもなっていない男女が人前で話をすることは恥ずかしいこととされておりました。
自分は既婚です、未婚ですと現代のように気軽に話すことができない背景から、見た目で分かるようにしていたのです。
未婚女性が、男性からの求愛に対しての返事を口で直接言うことは恥ずかしいことだとされていましたので、袖の振り方により「はい」「いいえ」の返事をしていたと言われています。
余談にはなりますが、この行動が現代に残る「異性を振る」という言葉の語源になったとも言われています。
既婚女性は、男性から不要な求愛をされないように袖を短くしていました。
以上のような理由から、未婚女性は振袖を着ていたといわれています。
振袖で撮影を予約する場合は、早めの予約をするように心がけましょう。
予約が遅くなると、なかなか予約が取れなかったり、予約を取ることができても希望の時間に取ることができなかったりします。
また、日時の問題だけではなく、好みのデザインが他の方に既に予約されていて予約できないということもあるでしょう。
また、フォトスタジオによっては早い時期の予約により、なんらかのメリットが得られることもあります。
内容に関してはフォトスタジオに確認する必要がありますが、このような点も撮影を速めに予約することのメリットだと言えるでしょう。
イベント前後の後撮りや前撮りは自分で撮るのではなくフォトスタジオで撮るようにしましょう。
やはり、スマートフォンや個人の機材で素人が撮影するよりも、専門の機材を用いてプロが撮影する写真の方がより魅力的な写真になりやすいです。
写真は撮ったらそれで終わりというわけではなく、撮った後何回も何回も見返すものです。
また、自分だけでなく自分に興味を持ってくれるいろんな方の目に触れるものです。
そのため、フォトスタジオでの前撮りや後撮りをするほうが、満足度がとても高くなりやすいのです。
振袖についての豆知識やフォトスタジオで撮影することのメリットについてご説明いたしました。
江戸時代から続く成人式と振袖の歴史やフォトスタジオで撮影する上でのメリットや注意点についての情報がお役に立てば幸いです。