七五三の衣装で人気のカラーとは?近年人気のスタイルもご紹介
最終更新日:2021年1月16日 14:03
七五三の衣装選びをする上では色選びも重要です。
男の子に人気の色、女の子に人気の色、そしておすすめのスタイルはどのようなスタイルなのか、本記事では、七五三の衣装でのおすすめについてご案内してまいります。
七五三衣装の色選びやスタイル選びの参考にぜひなさってください。
このコラムの目次
女の子の七五三の定番色は赤色と言われています。
赤は女の子らしさを際立たせるカラーですし、特に日本人の肌の色は黄色みがかかった色をしています。
そのため、赤い色は日本人の肌に映えやすくより美しく見せてくれる効果があるのです。
それ以外にも、赤には魔除けの効果があると昔から言われており祭祀の場ではよく用いられてきています。
公的な場で女の子が着る服装の色味としてとても適したカラーなのです。
また、赤という色はエネルギーを象徴しています。
元気いっぱいで明るく朗らかな赤ちゃん。
そんな印象を与えるうえでも、赤と言う色は効果的だと言えるでしょう。
赤以外にもピンクの色味も女の子の七五三の衣装に選ぶ色味として人気があります。
ピンクは赤同様、女の子らしさを際立たせることができる色味です。
愛らしさや柔らかさなど優しさを女の子らしさにのせることができますので、古来日本人が求めている女の子像にとても合致する色味がピンクです。
もちろん、ジェンダーレスになってきている昨今女の子らしさという言葉や表現自体がどうなのかという意見もあるかと思います。
そういった場合には他の色味を選ぶのも良いでしょう。
とは言え、依然として女の子が着る衣装のカラーとしてピンクが人気であるということに変わりはありません。
男の子の七五三衣装の色味としては、黒色が定番色として用いられます。
黒は、質実剛健・男らしさを象徴する色味です。
古くより、紋付き袴に使用してこられたからこそ男子の礼装と言えば、黒というイメージが根強くあります。
和装において、黒とはそれ自体が男子を表す意味があるとも言えると言っても過言ではないくらいに、男子の礼装において黒は標準的に用いられます。
黒は気品や豪華さ、威厳などの格の高い男子をイメージさせる要素を非常に多く含んだ色味です。
そのため、七五三で男子が着る衣装のカラーとしては、黒の衣装が好まれるのです。
近年、七五三衣装のスタイルはレトロモダンなスタイルが流行りとなっています。
レトロモダンとは、古い和のテイストを再現しながらも現代風のオシャレなデザインと両立させたデザインのことで、このレトロモダンなスタイルが近年人気を博しているのです。
ご両親の着物とお子様の着物をリンクさせるリンクコーデにレトロモダンはぴったりです。
そのためもあり、近年レトロモダンスタイルの着物を選ばれることは多くなっています。
七五三の衣装の色選びをする際、男子の七五三衣装の色としては、黒がおすすめです。
黒の七五三衣装は、男らしさや質実剛健さ・威厳や気品などの貴族的でなおかつ力強い成功した男性の象徴とも言えるイメージを身にまとわせてくれます。
その年齢まで生きてくれた男の子を祝い、またそれ以降の人生を祝うために非常に適した良いカラーだと言えるでしょう。
女の子が着る衣装のカラーでおすすめは赤やピンク色です。
赤やピンク色は、女の子らしさをアピールしながら、朗らかさや元気さ・愛らしさを示すことができます。
また、エネルギーに溢れたイメージも表すことができるでしょう。
女の子としての成功を表すその色味もまた、男性の黒のように女の子のこれまでそしてこれからを祝うのに適したカラーだと言えるのです。