七五三での男の子と女の子の違いとは?

2020年6月21日
七五三での男の子と女の子の違いとは?

女の子と男の子の七五三

最終更新日:2022年2月12日 11:52

七五三は、男女によって祝う年齢が違います。

それでは、年齢以外にも何か違いはあるのでしょうか?

七五三で注意しておくことを男女別にご紹介します。
 

七五三 男の子と女の子 それぞれ何歳が対象?

七五三の男女での大きな違いは、お祝いをする年齢です。

男の子は、三歳と五歳。

女の子は、三歳と七歳で、お祝いをしていました。

ただ、最近は、男の子は五歳。

女の子は、三歳と七歳で、お祝いをするようになっています。

三歳は、「髪置の儀」 髪の毛を伸ばし始める儀式。

五歳は、「袴着の儀」 袴を着始める儀式。

七歳は、「帯解の儀」 帯を結び始める儀式。

と、それぞれに起源があり、男の子をお祝いするのか女の子をお祝いするのかの違いはこの起源によるものです。

三歳、五歳、七歳の年齢ですが、気になるのはそれが「数え年」なのか「満年齢」なのかということです。

気にされる方もいますが、数え年か満年齢かは気にしなくても構いません。

もともとは数え年でお祝いをしていたため、数え年でするべきだという方もいますが、近年では気にされる方は少なくなっています。

それぞれのご家庭で、どちらにするかを判断すると良いでしょう。

 

男の子 着物や髪形

男の子の七五三
七五三で男の子はどんな服装・髪形をするのでしょうか?

以下で、それぞれについてご紹介します。

 

男の子の服装

七五三での男の子の着物は、着物、羽織・袴が正装です。

とはいえ、それにこだわる必要はありません。

七五三ではスーツを着ることも多いので、それぞれのご家庭の考えでどちらにするかを決めましょう。

男の子は活発な子も多く、慣れない和装で走り回り、転んでしまったり着崩れてしまったりということも少なくありません。

普段から着慣れている洋装を選択するのも一つでしょう。

男の子の七五三の起源は、「袴着」です。

袴を着始める「袴着」が起源ですから、本来は袴を着るのが正装なのです。

ただ、現代においては、「袴を着始める」という意味合いよりも、「子どもたちの成長を感謝する」「今後の成長を祈願する」意味合いが強くなっています。

起源にこだわることも大事ですが、それ以上に目の前のお子さんにどんな服を着せてあげたいか。

その気持ちを大切にしても良いでしょう。

 

男の子の髪形

髪型にはこれといった決まりはありません。

毎年は流行がありますから、奇抜にならない範囲で時代に即した髪形にするとよいでしょう。

 

女の子 着物や髪形

女の子の七五三
女の子の七五三での服装や髪形をご紹介します。

 

女の子の服装

女の子の服装は、ワンピースか着物を着せてあげることが多いです。

傾向としては、着物を着せてあげる親御さんが多いです。

女の子の七五三は、三歳と七歳の二回行います。

 

三歳の七五三の服装

三歳のお子さんに着物を着せてあげる時は、なるべく軽い仕立てがされている着物を着せてあげるようにしましょう。

まだ身体が小さいため、着物の重みで疲れたりふらついたりしないように注意してあげてください。

 

七歳の七五三の服装

七歳は三歳とは違い、身体がしっかりとしてきています。

身体に合わせたしっかりとした着物を着せてあげましょう。

七歳の七五三の起源は、「帯解」。

子ども用の紐付きの着物とは違い、大人と同じ帯を初めて結ぶのが、帯解です。

現代ではその正式な意味合いが意識されることは少なくなっています。

子どもたちが着やすくて可愛いもの。

そして、悪目立ちしないような着物を選んで着せてあげるとよいでしょう。

 

女の子の髪形

髪形にルールはありませんが、着物を着せてあげるのであれば着物に合う髪形にしてあげる必要があるでしょう。

ボブやおかっぱにして髪飾りをつけてあげると着物によく合う古風な感じが出ます。

ウィッグをつけてアレンジしてもよいでしょう。

女の子はしたい髪形を自分で決めていることも多いです。

どんな髪形にするかは、本人の意見も聞きながら、着物に合うものを選ぶようにしましょう。

 

おわりに

七五三の男女での違いをご説明しました。

男女それぞれにお祝いをする年齢が違います。

また、服装や髪形についても、それぞれどのようにすれば良いか知っておくと良いでしょう。

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