お食い初めってよく聞くけど…
最終更新日:2022年2月12日 13:51
お食い初めという行事をご存知ですか?
言葉はよく聞くけど…という方も多いのではないでしょうか?
今回は今更聞けないお食い初めのやり方を解説します!
このコラムの目次
お食い初めとは、またの名を百日祝い(ひゃくにちいわい・ももかいわい)とも言います。
個人差はありますが、生後約100日目に乳歯が生え始めることからこの時期に「お子様がこれから一生食べる物に困らないように」という願いと「歯が生え始めるようになるまで無事に育った喜び」をお祝いする意味が込められています。
地域により、「真魚始め(まなはじめ)」「歯固め」「箸始め」などと呼ぶ場合もあります。
この儀式は、平安時代から続けられてきました。
生後100日目に行うのが一般的ですが、地域によっては110日目や120日目に行われる場合もあります。
あくまで目安ですので、この時期を目途にご家族の都合が良い日取りで行うのがいいでしょう。
食器は本格的にするなら漆器が良いですが、今では用意するのもなかなか大変なのでベビー用の食器で代用することも可能です。
男の子は朱塗りの漆器・女の子なら外側だけが黒塗りで中が朱塗りの漆器が使われてきました。
ですが、お祝いの気持ちが大切なのであまりこだわりすぎずご家庭で可能な範囲でお祝いしましょう。
お食い初めの献立は、一汁三菜が基本です。
それぞれに意味が込められています。
ご自宅でできる範囲で用意してご家族でゆっくりお祝いするのもいいですし、ホテルや料亭などでお食い初めプランをお願いして豪華にお祝いするのもいいですね!最近ではデリバリーでお祝い膳を届けてくれる所もあるので、ご家庭に合わせたものをお選びください。
歯固めの石は、「石のように硬くて丈夫な歯が生えてきますように」という意味が込められています。
お宮参りの神社で授かるか、近くの川辺などから拾ってくる、ネットで買うなどして用意します。
拾ってきた医師はしっかり熱湯消毒して使用し、使用後は感謝の意味を込めて返却してください。
お食い初めはその場にいる年長者の方に食べさせてもらう真似をすることで、長寿にあやかるとされてきました。
男の子なら男性・女の子なら女性に食べさせてもらうのが慣例です。
ですが、これもあまりこだわる必要はありません。「大きくなったね」「これからももっと大きくなってね」と成長の願いを込めてご家族みんなでお祝いするのが良いでしょう。
一生に一度のお祝い事です。
シャッターチャンスは逃さずとらえてくださいね!
お膳と一緒に撮ったり、食べさせてる真似をしている場面をしっかり思い出に残しましょう。
また、お食い初め撮影をしているフォトスタジオもたくさんあります。
お子様の負担にならないように予め予約して、一生に一度のお食い初めをご家族みんなでお祝いしましょう。