安産祈願アートのメヘンディアートでマタニティフォトを撮ろう
最終更新日:2022年2月12日 11:48
マタニティフォトにおすすめの「メヘンディアート」とは何なのでしょうか?
こちらで解説します。
このコラムの目次
メヘンディアートとは、ヘナを用いたボディアートのことです。
インドや中東、南アジアなどで育つミソハギ科の植物が「ヘナ」です。
日本では、指甲花(シコウカ)や、ツマクレナイノキと呼ばれるこの植物の葉っぱを乾燥させて粉状にします。
この粉を、油や水でペースト状にします。
そして、絞り袋に入れ体に模様を描くボディアートのことを、メヘンディアート・ヘナアート・ヘナタトゥーと呼ぶのです。
メヘンディアートは、もともとはお守りとして祭祀の場や結婚式などで描かれていることが多かったです。
もちろん、現在も祭祀などの用途で用いられていますが、最近増えてきた用途としてファッション目的での使用が増えてきました。
メヘンディアートにはそもそも、「危機から身を守る」「家族を幸せにする」といった意味があります。
ファッション目的でありながら、本来の意味合いでもメヘンディアートはマタニティフォトに適しているのです。
植物由来のメヘンディアートは、一定期間その模様を保った後は、自然に消えていきます。
メヘンディアートの一般的な保持期間は、1週間から2週間ほどです。
消えていくまでの期間や色の濃さには個人差がありますが、おおよそこれくらいだと思っておくとよいでしょう。
描いた直後はオレンジ色ですが、この色は1日2日ほどで濃くなり茶色の模様に変化します。
徐々に、よりはっきりとよりきれいな模様に変わった後は、少しずつ薄れて消えていきます。
メヘンディアートというのは、ペースト状にしたヘナの葉で描かれたアートのことです。
特定のデザインを指しているものではないため、メヘンディアートには様々なデザインがあります。
その中にはどのようなデザインがあるのかを一部ご説明します。
曼荼羅風デザインは、アジアンな雰囲気のデザインです。
おなか全体に大きく曼荼羅を描くことが多く、妊娠線を隠すこともできることから、人気のデザインです。
蝶やお花などが流線型のデザインで描かれているのがアラビックデザインの特徴です。
アラビックデザインは、その名の通りアラブ圏でよく用いられているデザインです。
神秘的なデザインでありながら、自然な美しさをもったデザインであるため、はじめて挑戦される方にとっても受け入れやすいデザインです。
「お母さん」を「お腹の赤ちゃん」を「お父さんなど他の家族」を。
魔除けとして守るために、メヘンディアートを女性のお腹に描いたのがマタニティペイントの始まりです。
そのため、マタニティフォトにメヘンディアートを用いることは多くあります。
エキゾチックな雰囲気のマタニティフォトを撮ることができるので、ファッションとしての意味でもメヘンディアートはマタニティフォトにおすすめです。
安産祈願には、魔除けの意味をもつメヘンディアートがおすすめです。
メヘンディアートを描いたマタニティフォトを後々、大きくなったお子さんと一緒に見たときに、「あなたが無事に生まれるように」という意味がこもっているんだよ。
と伝えてあげると、お子さんも喜んでくれることでしょう。
マタニティフォトでの一工夫をどうしようと悩んでいる方は、ぜひメヘンディアートをその候補に入れてみてください。
赤ちゃんとの思い出で最初の一枚であるマタニティフォト。
メヘンディアートを用いて、よりよい思い出の一枚にしてみませんか?