フォトスタジオで撮影 マタニティフォトの基礎知識
最終更新日:2022年2月12日 11:46
最近はフォトスタジオでマタニティフォトを撮るご家族が増えてきており、この写真は最初の家族写真ともいわれています。
では、マタニティフォトをスタジオで撮影する際にはどんな基礎知識が必要でしょうか。
また、どうすれば魅力的な写真に仕上げることができるのでしょうか。
このコラムの目次
今ではインターネットや雑誌などでよく見聞きするようになった「マタニティフォト」ですが、見聞きはするもののよく分からない、基礎知識が全くないという人もいます。
マタニティフォトとは、妊娠中のお腹の膨らみを強調した写真をスタジオで撮ることです。
その写真は、お母さんと赤ちゃんだけではなく赤ちゃんを迎える家族にとっても、とても良い思い出となります。
そして単に思い出として残るだけではなく、育児で疲れてしまったときにスタジオで撮影した写真を見返すと「お腹にいるときは、早く会いたい、待ち遠しいと思っていた」、などと懐かしむことで育児を頑張る力が湧いてきます。
さらに将来子どもが見たときに、自分は生まれる前から両親や家族に大切にされていた、愛されていた、待ちわびられていたということが分かる貴重な写真になります。
マタニティフォトの基礎知識としてまずその特徴ですが、お母さんのお腹が目立ち始める頃に、お母さんとお腹の中の赤ちゃんとの絆を深めて思い出に残すのがマタニティフォトです。
マタニティフォトの撮影方法や小道具などはスタジオによって異なりますが、どのスタジオもお母さんと赤ちゃん、そして赤ちゃんをお迎えする家族の幸せを願っています。
さらに、カメラマンやスタジオのスタッフは撮影の技術だけではなく、妊婦さんやお腹の中の赤ちゃんに対してある程度の基礎知識を持っていますので、体調やスタジオの空調にも配慮をしてくれます。
また、スタジオはカメラに関しての基礎知識だけではなく、きれいに写るライティング・幸せな表情のポイントなども分かっていますので、幸せが伝わるような写真に仕上げてくれます。
思い出に残るマタニティフォトをスタジオで撮影するためには、時期に関しての基礎知識も重要です。
基礎知識として、おすすめのマタニティフォトの時期は、安定期から臨月前くらいまでの妊娠7ヵ月目から9ヵ月目までがよいとされています。
中には「双子なのでまだ5カ月目だけどかなりお腹が目立ってきている」という方もいます。
そういう方は体調が安定しているのであれば、7ヵ月目よりも前にスタジオに行ってもよいでしょう。
安定期を過ぎると、これまでつわりがひどかった方の体調が少しずつ安定してきますし、お腹のふくらみも目立ってきますので、スタジオで良い写真を撮りやすくなります。
出産ぎりぎりに撮影してほしいという方もいますが、臨月近くになりますと体調管理が難しくなってきますし、また切迫早産などの心配もありますので、9ヵ月目までには撮り終わるのがベストです。
マタニティフォトの基礎知識として、もう一つのポイントは衣装です。
スタジオで撮影する際の衣装はいろいろで、ドレスタイプ、お腹を露出するチューブトップにデニム、もしくはスカートを合わせるタイプなどもあります。
ドレスタイプはウエディングドレス風の柔らかい色や生地が特徴で、エレガントな写真を望むのであればおすすめです。
ドレスにはハーフアップで緩やかな柔らかい雰囲気のヘアスタイルが似合います。
一方、自然なスタイルの写真を残したいのであれば、チューブトップにデニムなどがおすすめですが、この際の髪形はショートがとても似合います。
衣装やヘアスタイルについても基礎知識として少し勉強していくと、より一層個性あふれるマタニティフォトに仕上げることができるでしょう。
スタジオでマタニティフォト撮影を行うことにはとてもたくさんのメリットがあります。
周りの目が気になる方は貸し切りスタジオを利用すると、人の目を気にすることなくマタニティフォトを撮影することができ、思い出深い写真を残せるでしょう。
こうした基礎知識を持っていると楽しくマタニティフォト撮影を行えますが、基礎知識がなくても経験をつんだスタジオのスタッフがサポートしてくれます。
安心してマタニティフォトを撮影するために、ぜひフォトスタジオで撮影しましょう。