お宮参りで使うケープについてご紹介
最終更新日:2022年2月12日 11:46
お宮参り(百日祝い、お食い初め)は神様に赤ちゃんの誕生を報告する大切な儀式です。
最近のお宮参りは、自由な形式になってきていて、お宮参りでケープを着用する赤ちゃんも増えています。
そこで、今回は「お宮参りで使うケープ」についてご紹介します。
このコラムの目次
赤ちゃんが生まれると、最初の儀式としてお宮参りがあります。
お宮参りは生後30日頃に神社に参拝し、無事に産まれたことに感謝して、子どもを災厄や病気から守るためのお祈りをする儀式です。
付き添いや時期などについての厳格なしきたりは近年薄れつつあり、赤ちゃんの成長を願い、親戚に披露するといった意味合いが強くなりつつあります。
かつては留袖を着用することが多かった女性も、生活スタイルの変化や授乳のしやすさから、スーツやワンピースなどを着用することが多いようです。
服装としては、フォーマルであれば問題ありません。
赤ちゃんには白羽二重の上に掛け着を着用させることが多かったのですが、近年のお宮参りでは掛け着の代わりにケープを着せるという人が増えてきています。
また、ケープの下にはベビードレスやロンパースなど、快適に過ごせるものを着せることも一般的になってきました。
お宮参りで、人気が高まっているケープとはどのようなものでしょう。
ケープとは、赤ちゃんに羽織らせるマントのような衣装です。
オーガンジーやニットなど、素材は多様で、和装の祝い着とは違った華やかさがあるのです。
代表的なものはレースや刺繍などが入った白いケープですが、最近では、さまざまなカラーやデザインの商品がそろっているのも魅力です。
日本の伝統行事ということもあって、和柄など写真映えするものも人気です。
暑い時期のお宮参りなら通気性に優れた蒸れにくい素材を、冬や春先などの寒い時期はニット素材など保温効果があるものを適宜選ぶことができます。
また、参拝後の食事会やオムツ替えなどを考慮すると、中に着せるものも白羽二重よりベビードレスやロンパースの方が赤ちゃんの体に負担がかかりません。
お宮参りでは、女児にはベビードレスを着用させることが多いかもしれません。
ドレスの上にケープを合わせることで華やかな印象を与えて、可愛らしさを演出することができます。
暑い時期には涼しげなレースやサテンなどの素材を選ぶとよいでしょう。
長時間着用しやすく、また素材自体に重さや厚さがないので抱っこの負担が軽いのもメリットです。
男児の場合はロンパースの上にケープを着用させるとよいでしょう。
ケープを掛けると下の服はほとんど見えず、きちんとセレモニー感のある装いに見えます。
さまざまなデザインや模様がそろっているので、お宮参りに備えてじっくり選んでみてください。
上質な素材を選ぶと、肌の弱い赤ちゃんでも安心です。
透けない素材であれば、普段の授乳ケープとして使うこともできます。
お宮参りでは、近年洋装で参拝するパパやママが増えています。
ママの場合、出産後は体がデリケートになっているため、着物よりもスーツやワンピースのほうが体の負担が少ないでしょう。
洋装なら、授乳がしやすいという点も見逃せません。
お宮参りでは、赤ちゃんの衣装もパパやママの服装に合わせて選ぶのがおすすめです。
洋装の場合、白いケープは安定した人気があります。
レースや刺繍が入ったものは正装感がぐっと増し、赤ちゃんを可愛らしく見せる効果も抜群です。
お宮参りのときだけ、ケープを使用したいという場合はレンタルを利用するのもよいでしょう。
和装でお宮参りをされる場合は、赤ちゃんも合わせて掛け着を用意してあげると見た目が華やかになります。
レンタルの専門店では幅広いデザインのケープがそろっており、購入するよりもリーズナブルに利用できます。
お宮参りは、赤ちゃんの誕生を神様に報告する大切な行事です。
近年、その参拝スタイルは自由になってきました。
赤ちゃんにケープが必要かどうかは、お宮参りをするママや赤ちゃんの服装によってさまざまです。
ケープなら季節感に対応した素材やデザインも豊富です。
必要に応じて、お宮参りに、可愛らしいケープを選ばれてみてはいかがでしょうか?