七五三の時に妊娠していたらどんな服を着ればいいの?
最終更新日:2022年2月12日 11:45
お子さんの七五三を祝う際、妊娠しているママでも着物を着たいと希望する方は少なくありません。
しかし、妊娠中に着物を着てもよいのか不安に思う方や、既にお腹が大きい方の場合、帯や腰紐などの着付け方が分からない、いつまで着物を着てよいのか判断できない、と悩む方々がいます。
そういった方に向けて、詳しくご紹介します。
このコラムの目次
七五三ではお参りやお子さんの記念写真の前撮りをするご家庭が多いです。
親子で着物を着て写真を撮るご家庭も多くあります。
妊娠中のママでも、短時間の着用であれば体調も考慮した上で着物を身に着けることが可能です。
ただお腹が大きくなってくる妊娠後期には着物では締めつけを感じてしまう恐れがあり、移動も大変になるので、ゆったりとしたワンピースなどを身につける方も少なくありません。
着物は準備や着脱が大変なので、体調を崩しやすい妊娠初期や、長時間過ごす予定がある場合は避けることが大切です。
七五三のお参りや記念写真の前撮りをするときはタクシーや車での移動が可能なので、短時間の着物の着用ですみ、問題はなかったという方もいます。
一方、ワンピースやマタニティスーツなど、あえて動きやすい格好を選ぶ方も多いです。
お子さんのお祝い事である七五三では、家族や親族と一緒にお参りを行うことになるため、たとえ妊娠中でも、ママの服装としては清楚な印象を与える服装を身につけることがベストです。
着物か洋服かで悩んでいる場合、基本的には、七五三でお子さんがどのような服装を身につけるのかで決めましょう。
お子さんが着物や袴などの和服を着るのであれば、妊娠中のママでも着物を着用することがベストになります。
お子さんがドレスやスーツなどの洋服を着る場合は、ママも洋服で合わせるようにしましょう。
七五三は基本的にフォーマルな衣装であれば問題ありません。
妊娠後期でお腹が大きく、着脱が大変な着物を身につけるのは難しいという場合は、無理せずに着物ではなく、シンプルなワンピースやフォーマルスーツを着用して七五三に参加するようにしましょう。
七五三で着物を着るお子さんに合わせて、自分も着物を着て服装を統一したいと考える妊娠中のママは多いです。
しかし妊娠初期はつわりの症状が起こりやすいですし、長時間の着物の着用は身体に負担を与える恐れがあります。
万が一体調を崩して、着物を汚してしまう心配があるなら、着物はポリエステル素材の洗えるタイプを選ぶことをおすすめします。
レンタルサービスを利用する場合も、事前に妊娠中であることを伝え、それを踏まえて素材を選ぶことが大切になります。
洗える着物と合わせて利用したいのが、軽くて柔らかい帯です。
こうした帯はお腹への締め付けを減らすので、大きなお腹にも負担を与える心配がありません。
呉服店では妊婦さん向けの、伸縮性のある軽い帯を取り扱っています。
また、着脱しやすいストレッチ素材を使用した足袋も合わせると、いざというときに安心です。
七五三のお祝いでお子さんがドレスやスーツなどの洋服を着用する場合は、親も洋服を身に着けることが基本です。
特に妊娠中のママは体調の変化が起こりやすいので、着物はできるだけ避け、動きやすいマタニティワンピースやセレモニースーツなどを身に着けることが一般的になっています。
夫婦そろって七五三のお参りや前撮りに参加するときは、夫婦で服装の格を合わせることが大切なのです。
主役であるお子さんの服装が格上になるように、お子さんの服装が引き立つよう心がけると良いでしょう。
ネイビーやブラックなど、シックで落ち着いた色合いのスーツやワンピースがおすすめです。
七五三のお参りでパパがダーク系のスーツを着用するときは、全体的に暗い色合いになってしまうのを避けるために、ママはベージュやグレーといった少し明るめのカラーを選ぶことが多いです。
七五三を祝うとき、妊娠中のママの服装は基本的にお子さんの七五三の服装に合わせることが大切です。
ただ妊娠中の女性の体調は変化しやすく、お腹の大きさによっては和服を着ることが難しい場合もあります。
七五三の服装を考えるときは、無理せず過ごしやすい洋服に切り替えることも案に入れておくと良いでしょう。
そうすることで、妊娠中でも子どもの大切な七五三のお祝いに安心して参加することができます。