七五三や撮影の日に歯が抜けている時の対処法
最終更新日:2022年2月12日 11:44
親にとっても子どもにとっても、七五三は大切なイベントです。
しかし子どもの年齢が大きくなると、歯の生え変わりの時期に差し掛かります。
その時期に七五三が被ってしまうと困ります。
写真に残ってしまう・見た目に影響するから、出来れば歯が抜けた状態での七五三は避けたいところです。
いつ抜けるかヒヤヒヤしながら、七五三当日を待つということもありえます。
今回はそんな、七五三やフォトスタジオでの撮影の日に歯が抜けている時の対処法をご紹介します。
このコラムの目次
子どもの歯の生え変わるタイミングには個人差があります。
一般的によく言われているのが、幼稚園や保育園の年長さんである五~六歳頃です。
そのため七歳の七五三を迎えるタイミングが、丁度歯抜けの時期と被ってしまいがちになります。
中には早い子で、三~四歳くらいで歯がグラグラとし始める子どももいます。
永久歯がすぐ下に生えてきており、乳歯を押し出していた状態であれば歯抜け期間は短くて済みますが、永久歯が生えるのが遅い場合は歯抜け期間も長くなってしまいます。
歯が抜けそう・抜けてしまったことでお困りの場合は、七五三の時期をずらしてみるという手もあります。
七五三は、必ず決まった日に行わなければならないものではありません。
そのため、神社が混雑する時期を避けて別のタイミングで七五三を行うという家族もいます。
また子どもの歯が抜けないうちに、先にフォトスタジオでの撮影を済ませてしまうという方法もあります。
もし歯が抜けてしまっても、一年ほど先送りにして満年齢で行おうということでも問題ありません。
満八歳を迎えてから七五三の写真撮影を行う人もたくさんいます。
時期にこだわりがなければ、新しい歯が生えてくるのを気長に待って、しっかりと永久歯がそろった時に七五三を行うというのも良いかもしれません。
近年、写真加工の技術は日々進化しています。
素人であってもスマートフォンアプリを使って、美白加工や体型修正ができる時代となりました。
フォトスタジオによっては、元々無い歯を描き足してくれるお店も増えてきました。
ただ、その対応を行ってくれるかどうかはフォトスタジオ毎に異なるため、歯の画像加工の有無と費用を事前に確認しておきましょう。
何本抜けても修正してくれるお店もあれば、前歯が2本とも抜けていると修正できないというお店もあり、それぞれに対応も金額も異なります。
またデジカメやスマートフォンで撮影した写真に関しては、加工してもらえない場合が多いため注意が必要です。
歯が抜けている部分があっても、歯医者さんに行けば仮歯を入れてもらうことができます。
例えば七五三のお参り当日や、フォトスタジオでの撮影の際だけ付ける子ども用の付け歯や入れ歯を作ってもらうことも可能なのです。
家族の都合もあり、「七五三はどうしてもこの日でないといけない!」という場合は、仮歯を付ける方法で行いましょう。
しかし、七五三の主役はあくまでも子どもです。
仮歯を付けるという選択肢をとる際には、必ず子ども本人に確認しましょう。
もし子どもが嫌がれば、その意思を尊重してあげるのが良いです。
今回は、七五三やフォトスタジオでの撮影の日に歯が抜けている時の対処法についてご紹介しました。
口を開けずに写真を撮るという方法もありますが、自然体な笑顔になれないのは本人がかわいそうです。
大人なら七五三で子どもの歯が抜けている様子も可愛いと思いますが、子どもが恥ずかしがる・嫌がる場合は、ぜひ上記の対処法を検討してみてください。
家族のみんなが納得できる方法で、楽しく七五三の日を迎えましょう。