【七五三】子どもが痛くならない草履の選び方をご紹介!
最終更新日:2022年2月12日 11:34
七五三では子どもに着物を着せるという方も多いかと思います。
着物にはやはり草履が似合うため、履きなれていない子どもにもこの日ばかりは草履を履かせるという方も少なくありません。
今回は、子どもが痛くならない七五三の草履の選び方をご紹介していきます。
このコラムの目次
草履のデザインも迷ってしまうところかと思います。
おすすめの草履デザインとしては、草履全体や鼻緒部分の色・柄を着物の色・柄と合わせることで統一感が生まれ、より可愛らしくなります。
しかし「シンプルなものにしたい」「なかなか同じ色・柄のものが見つからない…」という場合は、台部分が白・黒色になっているものを選び、鼻緒部分だけを着物の色と合わせることでまとまりがでます。
子どもが痛くなりにくい草履の選び方をご紹介します。
女の子用草履のかかとの高さは「4~4.5cm」だとされています。
少し前かがみになるよう傾斜が付いたタイプのものの方が、脱げにくいためおすすめです。
クッション性が高いものを選んであげることで、足が痛くなりにくかったり疲れにくかったりします。
また「ぽっくり」という歩くことでポクポクと音が鳴る可愛らしい草履もありますが、こちらは厚底のタイプになるため、初めて草履を履く子どもにはあまり向いていないかもしれません。
厚底のもの・かかとが高すぎるものは子どもが転倒してしまう恐れがあるため、できる限り避けるようにしましょう。
七五三で履く子供用の草履の形としては2つの種類があります。
一つは鼻緒部分と足を乗せる台の部分が細長くなっているもの、もう一つは鼻緒部分も台の部分も太く形が小判形になっているものです。
前者は見栄えが良いですが、履きなれていないと痛みを感じやすいタイプです。
後者のタイプであれば、草履を履きなれていない子どもでも足が痛くなりにくく、足がしっかりと支えられるため、安定感があります。
できる限り足の痛みを感じさせたくない場合は、後者のタイプを選ぶようにしましょう。
通常、着物の草履というのはかかとが少しはみ出すくらいのサイズ感を選ぶものです。
しかし子ども用草履を選ぶ際はかかとを台の部分にしっかり乗せられるよう、普段の靴以上に大きめのものを選ぶようにしましょう。
大きめを選ぶことで安定感があるうえ、足も痛くなりにくくなります。
デザイン性も大切ですが、なにより子どもが楽に履けることが一番大切なのです。
三歳児が草履を履きながら歩くことは非常に大変です。
大きめの草履を選ぶことで安定感は出るものの、かかと部分が浮いてしまうため、歩きにくいと感じるかもしれません。
そのため、浮きを無くす「かかと留め」や「バンド付きの草履」を選んで履かせるのがおすすめです。
ただ、やはり履きなれない草履を一日中履いていると疲れてしまいます。
とくに子どもは大人以上に歩きにくさを感じるため、普段履いている靴も持参しておくと良いでしょう。
「移動時」や「足を休めたい時」には普段の靴を履かせておき、写真撮影の時にのみ、草履を履かせることで子どもも足を痛めにくくなります。
七五三は子どもが主役であるため、子どもが楽しく過ごせることをまずは優先させましょう。
今回は、子どもが痛くならない七五三の草履の選び方をご紹介しました。
普段履きなれていない草履を一日中履いていると足が痛くなってしまい、転倒のリスクも上がってしまいます。
ご紹介した内容を参考に、子どもが楽しくお参りができるよう痛くなりにくいような草履を選んでみてください。