振袖を袴の着物として活用できる?卒業式の袴に合わせる着物とは

2018年9月21日
振袖を袴の着物として活用できる?卒業式の袴に合わせる着物とは

最終更新日:2020年6月13日 09:48

成人式で着た振袖。卒業式の袴に合わせる着物として活用したい、そのように思う方も多いのではないでしょうか。しかし、振袖を合わせることができるのか、不安な部分もありますよね。

そこで今回は、卒業式の袴に合わせる着物についてご紹介します。

振袖を袴の着物として活用できる?

卒業式の袴に合わせる着物とは

女性が袴を着るようになったのは、明治以降。大正まで女子学生の制服として袴が利用されていました。動きやすくも着物のお上品さや華やかさがあり、今では卒業式の定番の衣装となっています。

卒業式の袴に合わせる着物に決まりごとはなく、どんな着物と合わせても問題はありません。振袖でも訪問着でもOK。手持ちの着物を合わせることができます。

中でも、振袖は未婚のときにしか着られない着物です。着られる期間が限られています。

卒業式の袴に合わせる着物とは

振袖には3つの袖の長さがある

振袖には、3つの袖の長さがあり、長さによって格が決まっているといわれています。

 

【1】大振袖

最も格式が高い振袖です。婚礼衣装として定番で、お色直しの衣装としてよく使用されています。袖丈は、114cm前後です。

 

【2】中振袖

一般的に成人式や結婚式でのお呼ばれで着られる振袖です。袖丈が100cm前後の振袖が中振袖になります。

 

【3】小振袖

袖丈が85cm前後の振袖です。袖が短いので動きやすく、袴には小振袖が合わせやすいといわれています。小振袖はスタイリッシュで若々しく見えるのが特徴です。

 

振袖を袴の着物として利用するならば、小振袖でも中振袖でも問題はありません。中振袖だとゴージャスに見えて、卒業式のような晴れ舞台で着用するにはぴったりといえるでしょう。大振袖は、袖が長く動きにくいため、袴に合わせる着物としてはあまり適していません。

小振袖

中振袖を合わせる時の注意点

中振袖を合わせる時は、いくつか注意点があります。

小振袖よりも、中振袖は袖が長くなっています。そのため、袖を踏んでしまったり、引きずったりしてしまわないように注意が必要です。

特に身長の低めの方は、中振袖と袴とのバランスが取りにくい可能性あります。ブーツなどと合わせて、バランスを取るようにしましょう。

 

好みで振袖をカスタマイズ

今回は、卒業式の袴に合わせる着物についてご紹介しました。袴に合わせる着物は、中振袖でも小振袖でもどちらでも問題ありません。小振袖は動きやすくスタイリッシュに、中振袖であればゴージャスに見え、より一層華やかに見えます。好みに合わせて振袖をカスタマイズするのがおすすめです。

 

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