百日祝い(お食い初め)当日の流れややり方をご紹介!
最終更新日:2022年2月12日 11:28
「赤ちゃんの百日祝い(お食い初め)をしようと思うけれど、どんな準備をすれば良いのか分からない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか?
百日祝い(お食い初め)は事前準備をしっかりと行わなければ、当日スムーズにお祝いを進めることができません。
今回は百日祝い(お食い初め)の当日の流れや、やり方についてご紹介していきます。
このコラムの目次
「百日祝い」(お食い初め)のお祝い膳には脚付き膳を使用し、「食い初め椀」という塗り物食器を並べて、そこに一汁三菜の料理を盛りつけます。
この時の「食い初め椀」ですが男の子であれば赤色、女の子であれば黒色の塗り物を使用し、新品のものを用意するのがおすすめです。
ただ最近は「お食い初め」が終わった後でも使いやすいプラスチック製の食器を使用するケースも増えてきています。
従来の形式よりカジュアルなスタイルでお祝いするのも良いでしょう。
上記でも触れたようにお祝い膳の献立は一汁三菜となっています。
「魚(鯛など)・煮物・お吸い物・赤飯・香の物(お漬物など)」が一般的な献立とされています。
またここに「赤ちゃんの歯が丈夫になりますように」という願いを込めて、「歯固めの石(地域によりタコや硬い物が代用されることもある)」を用意します。
「百日祝い」(お食い初め)のしきたりとしては、お箸を使って赤ちゃんの口元に食材を近づけて「食べさせるマネ」をします。
この時食べさせるマネの役目を担うのは「養い親」となります。
「養い親」となる人物としては、赤ちゃんが長寿にあやかれるよう「同性の最年長者」が適していると言われています。
一般的には赤ちゃんの祖父母がその役目を担うことが多いとされています。
この場合、男の子であれば祖父、女の子であれば祖母が養い親となります。
「百日祝い」(お食い初め)当日の流れを見ていきましょう。
お祝い膳が用意できたら袴デザインのロンパースを赤ちゃんに着せます。
着せ終わったらお祝い膳の前に養い親が座り、膝の上に赤ちゃんを乗せましょう。
「百日祝い」(お食い初め)のしきたりとして、食べさせる流れが決まっています。
正しい流れとしては、「赤飯→お吸い物→赤飯→魚(鯛など)・煮物→赤飯」の流れを3回ほど繰り返し行います。
ただ赤ちゃんが嫌がったりじっとしていられなかったりする場合は、無理して3回行わずとも大丈夫です。
祖父母だけで難しい場合は、お父さんお母さんが補助に入るようにしてください。
しきたりの食べさせる順番はあるものの、この流れを必ず守らなければならないということはなく、簡略化するという方法もあります。
お祝い膳を一通り食べさせるマネが済んだら、最後に「歯固めの石」を使用します。
まず、お箸の先を歯固め石に付けて「赤ちゃんの歯が丈夫なものになりますように」という願いを込めながら、赤ちゃんの歯茎にそのお箸を少し付けるようにします
赤ちゃんの口元に石を近づけないように注意してください。
今回は百日祝い(お食い初め)の当日の流れや、やり方についてご紹介しました。
赤ちゃんの百日祝い(お食い初め)は一生に一度の非常に大切な伝統行事です。
当日スムーズにお祝いを進められるよう、事前に必要なものや準備をきちんと行っておくことが大切です。
ただ赤ちゃんがどうしても嫌がったりぐずってしまったりする場合は、無理に行うのではなく、赤ちゃんのペースや様子に合わせて楽しくお祝いするようにしましょう。