【七五三のお参り】神社ではどんなことをする?
最終更新日:2022年2月12日 11:25
七五三当日は神社にお参りをしに行くというご家庭も多いかと思います。
しかし、神社では具体的にどのようなことをしていくのかはっきりと分かっていないという方も少なくないでしょう。
今回は七五三のお参りとして、お参り当日の神社ではどのようなことをするのかについてご紹介していきます。
このコラムの目次
七五三のお参りを神社で行う場合、どのようなことをするのでしょうか?
神社に到着したら山門・鳥居で挨拶を済ませて境内に入りましょう。
境内に入ったら最初に集合写真の記念撮影を行います。
子どもは境内を動き回ったり、着物をたくさん触ったりと着崩れを起こしてしまいやすいと言われています。
そのため、着崩れが起きる前に集合写真を撮影しておくと安心なのです。
神社に到着したら神様・仏様に対して失礼にならないよう、手水舎の水で手を清めるようにします。
子どもの着物の袖を濡れさせないように、親が着物を持ってあげると良いでしょう。
七五三のご祈祷を受けるようにします。
神社のご祈祷の中には子ども自身でご祈祷中の玉串の奉納を行ったり、線香をあげたりと子どもが主役になる場面もあります。
ご祈祷とは別にお参りを行うのも良いでしょう。
神社でお参りの際は「二礼二拍手一礼」のルールを守ってお祈りするようにしましょう。
またお参りの際にはぜひ、「お願いする内容」を子どもから聞いてみてください。
子どもの叶えたい夢を聞くことができるチャンスかもしれません。
七五三のお参りの最後に、神社にあるおみくじを引いてみるのも良いでしょう。
家族みんなでおみくじを引いて、それぞれどのような内容が書かれているのか確認するのも楽しいひと時になるはずです。
近年では、子ども向けに分かりやすい言葉で記されている「子どもみくじ」が設置してあるところもあります。
一通りのことが終わった後は、子ども一人だけでの写真を撮影するのがおすすめです。
ご祈祷・お参りが済んだ後は安心して、子どもの表情も柔らかくなることが多いのです。
「自然体な子どもの様子もしっかりと残しておきたい」という場合は、このタイミングで子どものリラックスした可愛らしい表情を写真に収めておきましょう。
神社に咲いているお花や葉っぱに反応して、はしゃいでいる様子を見ることもできます。
七五三のお参りでもメインとなるのは「ご祈祷」です。
ご祈祷の流れについて詳しくご紹介していきましょう。
拝殿に入ったらまずは「お祓い」を行います。
お祓いが終わった後には神主による「祝詞(のりと)」が読み上げられ、神様への感謝とともに子どもの健康をお祈りしていきます。
祝詞が終わったら榊(さかき)の小枝に「紙垂(しで)」という白い紙を付けた「玉串(たまぐし)」というものを捧げるようにします。
最後に神主に向けて一礼し、ご祈祷は終了となります。
ご祈祷中は基本的に子どもが前列に、親が後列に座ることとなります。
この時、お父さんお母さんと離れて不安がる子どももいるのですが、できる限り笑顔で見守るようにしましょう。
ご祈祷が終わった後は、子どもに千歳飴・お菓子といったものが手渡されます。
今回は七五三のお参りとして、お参り当日の神社ではどのようなことをするのかについてご紹介しました。
七五三当日は、子どもはもちろんのこと大人も緊張する場面が多いでしょう。
そのためスムーズにいかないことも発生するかと思います。
そんな時でもできる限り落ち着いて行動ができるよう、今回の内容をしっかりと押さえてお参り当日に備えてみてください。