神社で七五三写真を撮る時に気を付けたいポイントは?
最終更新日:2022年2月12日 11:25
七五三のお参りを神社で行う際には、その可愛らしい姿を写真に収めておきたいと考える方が多いでしょう。
しかし神社で七五三写真を撮る時にはいくつかのポイントに注意して写真撮影を行う必要があります。
今回は、神社で七五三写真を撮る時に気を付けたいポイントについてご紹介していきます。
このコラムの目次
子どもの笑顔の写真を撮ろうとして「笑って」「こっち向いて」といった言葉をつい使ってしまいがちですが、この言葉を使い過ぎないように注意しましょう。
子どもの集中力というのは大人よりも短い時間しか保てないと言われています。
そのため何度も「○○君(○○ちゃん)笑って!」「カメラの方向いて!」と言い過ぎてしまうと、「さっきそれやったよ!」「また写真撮るの?」と飽きてしまう傾向にあるのです。
あまりに言い過ぎると機嫌を損ねてしまって、「大事な瞬間なのにカメラの方を向いてくれない…」ということにもなり兼ねません。
カメラ目線や笑顔の写真でなくとも、お参りやご祈祷中に真剣な表情を浮かべているところや自由に動き回ってはしゃいでいる様子を撮影するのも素敵になります。
神社で七五三写真を撮影する時には、「カメラを構える高さ」を意識すると良いでしょう。
子どもの身長は大人よりかなり低いです。
そのため七五三撮影時に大人が立って撮影してしまうと、「見下ろしているような写真」になってしまいます。
これはこれで可愛いのですが、やはり子どもと同じ目線で撮った方が自然で可愛らしい表情をたくさん引き出すことができます。
神社の鳥居や本殿などの背景を綺麗に残せるうえ、子どもがカメラをまっすぐと見つめる臨場感溢れる写真が撮れるでしょう。
立ったままの方が楽に撮影することができるかもしれませんが、「少ししゃがんで撮る」という工夫をするだけで写真の雰囲気が一気に良いものになります。
また真正面だけでなく、さまざまな角度から撮影してみても面白い写真に仕上がるでしょう。
「カメラを構える高さ」までしっかり意識すれば、子どもの表情を一層可愛らしく撮影できます。
可能であれば「太陽の光の位置」も気にしてみると良いでしょう。
写真を綺麗に撮るには「どのような角度から光が当たるのか」というポイントが非常に重要になるのです。
撮影する子どもの正面に向かって光が当たっていることを「順光」という言い方をします。
一方、撮影する子どもの後ろから光が当たっていることは「逆光」という言い方をするのです。
「逆光は顔が暗くなってしまう」というイメージが強いかと思うのですが、この逆光でも適切な明るさに調節すれば綺麗な写真が撮れます。
しかしカメラの撮影に慣れていないという方であれば、この調節が非常に難しく感じるかと思います。
そんな場合におすすめなのが、「斜め後ろから太陽の光が当たるように撮影する」ということです。
この撮り方は「半逆光」という風に呼ばれています。
半逆光を意識して撮影すれば明るい背景の中で撮影ができるため、子どもの顔も暗過ぎず明る過ぎず丁度良い明るさで撮ることができます。
今回は、神社で七五三写真を撮る時に気を付けたいポイントについてご紹介しました。
七五三の写真ということもあり、お父さんお母さんはどうしても「子どもが笑顔の写真を撮りたい」と強く思うことでしょう。
しかし言い過ぎは禁物で、ここぞという瞬間のみに「笑って」「こっち向いて」という言葉を使うようにしてください。
また神社での撮影は、室内とは違って外の自然光を上手く利用して撮影しなければなりません。
ご紹介したポイントを押さえながら、可愛らしい七五三写真を撮影してみてください。