初節句とは?いつ何をするのかをご紹介
最終更新日:2022年2月12日 13:39
子供が産まれると、成長するにつれてさまざまなお祝い事がありますが、初節句もそのうちの1つ。
でも、初節句という言葉を聞いたことはあるけれど、いつ何をするのかよく分かっていないという方も多いのでは?
ここでは初節句の時期や何をするのかなどについてご説明します。お子様が生まれたばかりの方や、
これからお子様が産まれる予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。
このコラムの目次
初節句とは、子供が迎える初めての節句のこと。節句の日にちは、子供の性別によって異なります。
女の子の節句である桃の節句は3月3日。「ひなまつり」とも呼ばれます。
元々旧暦の3月3日は桃の花が咲く季節で、さらに桃には魔除けの力があるとされていました。
このことから、桃の節句では女の子に災いが起こらないように、
そして美しく健やかに成長できるようにとの願いを込めてお祝いをします。
男の子の節句、端午(たんご)の節句は5月5日。現代では「こどもの日」として祝日になっています。
端午の節句は、元々は中国で生まれた風習です。旧暦の5月頃によく病が流行していたため、
厄除けとしてショウブやハスが用いられていました。そのような風習が日本に入ってきて、端午の節句となりました。
端午の節句では、男の子が安全に暮らせるようにとの願いを込めてお祝いをします。
誕生日によっては、生まれてすぐに初節句を迎える場合もありますよね。
また、初節句の直前に子供やママ・パパが病気やケガなどで入院し、初節句どころではなくなってしまうこともあるでしょう。
初節句の時期については特に決まりはないため、生まれてから初めて迎える節句の日にお祝いをすることが難しい場合は、
初節句を翌年にずらしても問題ありません。もちろん、生後1カ月以内などの初節句でお祝いをしても大丈夫です。
家族みんなが笑顔でお祝いができるタイミングで、初節句のお祝いをしましょう。
初節句では、飾りつけや食事によって子供の健康を祝います。
女の子の場合はひな人形を飾り、ちらし寿司やハマグリのお吸い物などを食べるのが一般的。
男の子の場合は鎧兜(よろいかぶと)や鯉のぼりを飾り、ちまきや柏餅などを食べるのが習わしです。
ただし、もちろん0歳の赤ちゃんはちらし寿司や柏餅などは食べられません。
離乳食を開始している場合は、おかゆや野菜ペーストなどでお祝い料理を模した離乳食を作ると、
家族みんなで楽しめます。離乳食がまだの場合や準備が難しい場合などは、お祝いの料理と一緒に記念撮影をするだけでも良い思い出になりますよ。
一生に一度しかない初節句ですから、子供のかわいらしい姿をいつまでも残しておきたいですよね。
そこで最近では初節句の記念に、フォトスタジオなどで記念写真を撮る家庭も増えています。
子供がカメラに慣れていない場合でも、プロが対応してくれるので自然な笑顔を写真に残せますよ。
お子様が生まれて初めて迎える節句の日・初節句は、人生に一度しかないお祝い事。
ひな人形や鎧兜を飾りつけたりお祝いの料理を食べたりしてお祝いするのが一般的ですが、
せっかくの初節句ですから、お祝いをした後に家族で記念撮影をするのもおすすめです。
みんなで楽しくお祝いをして、お子様の健やかな成長を願いましょう。