十三参りとは?お参りの時期はいつ?服装はお着物や袴が良い?
最終更新日:2023年1月22日 17:06
こんにちは、大阪・兵庫でフォトスタジオを運営している「photo efy」です。
十三参りという風習をご存じでしょうか?関西地方では昔から盛んに行われている行事ですが、ここ最近は関東地方など関西以外の地方でもお参りをする方が増えています。
そこで今回は、十三参りについてご紹介します。お参りの時期や服装などを知りたい方はぜひチェックしてくださいね。
このコラムの目次
十三参りとは、その名の通り子供が数えで13歳になったことをお祝いする行事です。
虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)という菩薩様をお参りして知恵を授けていただくことから「知恵参り」「知恵もらい」などとも呼ばれます。
では、十三参りにはいつ頃行けば良いのでしょうか?
正式には旧暦の3月13日、つまり現在の4月13日頃に参拝するものとされています。
もちろん4月13日当日に参拝することが難しい場合もありますので、3月13日~5月13日の間あたりに行くことが多いようです。
お寺によっては期間を定めずに、1年中十三参りを受け付けている場合もあります。
卒業・入学の時期に行きそびれた場合でも、夏や秋冬の時期に十三参りをすることは可能なので大丈夫ですよ。
数え年齢で13歳ですので、4月~12月生まれの子供の場合は小学校5年生~6年生の春休み、
1月~3月の早生まれの子供の場合は小学校卒業~中学校入学の春休みが十三参りの時期にあたります。
ただし近年は数え年齢にはあまりこだわらずに、節目となる小学校卒業~中学校入学のタイミングで十三参りをする方が多いようです。
十三参りの際は、お宮参りや七五三のお参りなどと同じように、ご祈祷をしていただくのが一般的です。
時間がない場合などは、ご祈祷をせずにお参りをするだけでも大丈夫です。
ご祈祷の際に、漢字一文字を書いた半紙を奉納するお寺もあります。
健康を祈願したいなら「健」、知恵を授けていただきたいなら「知」など、子供に授けていただきたいことを表す漢字を書くので、
十三参りへ行く前にどんな漢字を書くかあらかじめ決めておくと良いでしょう。
お参りをする際に気になることといえば、やはり服装です。十三参りには、どんな服装で行くべきなのでしょうか?
正式には、女の子は晴れ着、男の子は羽織袴などの和装でお参りするものとされています。
お着物の用意が難しい場合は、ワンピースやスーツなどの洋装でももちろん大丈夫です。
中学校の真新しい制服でお参りをする方もいらっしゃいます。
大人の仲間入りをするための儀式ですから、きちんと正装をしてお参りするのが良いでしょう。
数え年齢で13歳になったことをお祝いし、知恵を授けていただく十三参りは、ここ数年関東地方でも広まってきつつある風習です。
十三参りにぴったりのお着物は、フォトスタジオでレンタルすることもできます。
大人の仲間入りにふさわしい服装で、ぜひ十三参りに出掛けてみてくださいね。