振袖は誰とも被らない色で、かつ人気色を選びたい!トレンドと個性の両立の仕方は?
最終更新日:2022年2月12日 13:32
大人の仲間入りを祝う成人式に、あでやかな振袖を身に付けるのは女の子の憧れです。
でもせっかく選ぶなら誰とも被らない自分らしい色や柄のものをえらびたいものです。
トレンドを意識しながら、かつ自分の個性に合った特別な一枚を選ぶためのポイントをご紹介します。
このコラムの目次
成人式のお振袖は赤系のものが人気が圧倒的に高く、その他にもカラフルではっきりとしたものが多いと言われます。
けれどもそんな中で白の振袖はかえって目立って目を引く存在です。
もちろん全体が真っ白なわけではなく、白地にあでやかな印象の色柄が描かれたものが中心で、さらに帯や帯揚げなどの小物類で全く異なるコーディネートを作りやすいのも特徴です。淡いカラーの絵柄のものならふんわりとしてガーリーな印象を、逆にシックなダークカラーの絵柄のものを選べば大人っぽくてきりっとした印象に仕上がります。
同じ白地の着物でも絵柄に暖系のものを持ってくるのか、あるいは寒系のものにするかで仕上がりの印象が全く変わるのがその魅力です。
赤やピンクなどの振袖は可憐で女の子らしいイメージがありますが、まったく同じデザインではないまでも全体のカラーはお友達と被ってしまう事が少なくありません。
そんな時黒系のものも成人式にとても映えるカラーとして人気です。
描かれる絵柄も古典柄やモダン柄、さらにレトロな雰囲気を持ったものなど幅広く、黒というダークカラーでも質感や光沢によって他のカラーよりもむしろ華やかでゴージャスな雰囲気に仕上げる事も出来ます。
また紫系や茶系の黒というのも、とても趣があって個性的な着こなしができます。
色や柄をはっきりと目立たせることで大人っぽくてクールな印象に仕上がるのも魅力的です。大胆なモダン柄も昔ながらの古典柄もあでやかに際立ちます。
青系の着物は何となく顔映りが難しいとイメージしがちです。
でも、実は青系の着物は誰にでも似合い易く、多くの人が選んでいる人気カラーの一つだと言われます。
特に人と被らない個性的なものを選びたいという人には、どんな顔型や体型の人も平均的に着こなしやすい青系を選ぶのもおすすめです。
寒色系の振袖が全体的に寂しくなってしまわないようにするためには、ヘアスタイルもあまり古典的なイメージのものは避けて、現代的でふんわりとさせる華やかな髪型のほうがバランスよく着こなせます。
また、身長の高い人でも着こなしやすいカラーで、振袖と同色系のものを選ぶかトーンを合わせた髪飾りを使用すると全体にすっきりとして洗練された着こなしができます。
お友達とかぶらないもので、自分に合った個性的なモノを選びたい人には黄色系の振袖も素敵です。
黄と言ってもパッと目を引く山吹のような濃いいろあいから淡いクリーム色までさまざまなものがあります。
組み合わせる色はピンクや赤、黄緑やみずいろなどの淡く優しいカラーがよく使われます。特に淡いクリーム色に近いカラーの着物はピンク系の絵柄が入っていると可憐な雰囲気が出せます。
柄のピンクに合わせてふんわりガーリーなピンクメイクに仕上げれば肌を綺麗に見せる効果も期待できます。
ただし淡い黄色は膨張して見えてしまう場合もあるので、帯には黒地に銀などのコントラストの強いカラーを選ぶことで全体の着こなし身メリハリがついてコーディネートの幅が広がります。
二十歳の成人式に着る振袖選びは、できる事なら誰もがお友達と被らないもので、自分の個性を際立たせてくれる自分に最も似合うカラーを選びたいと思うものです。
顔や体系が一人一人違う様に、自分に似合う振袖の色や柄も人それぞれです。
一生に一度の振袖を選ぶときは、個性を尊重しつつも着る人を誰よりも魅力的にしてくれる自分だけの一枚に出会えると素敵ですね。