男の子の七五三は着物よりもスーツ? スーツを選ぶ5つのメリット
最終更新日:2022年2月12日 13:31
男の子の七五三は、3歳の時と5歳の時の二回あります。
限られた参加回数なので良い思い出にしたいところですが、着物にするべきかスーツにするべきか悩んでしまう方もいるでしょう。
ここでは、男の子の七五三の写真撮影で着物とスーツを選んだ場合の違いについてご紹介します。
このコラムの目次
男の子が七五三に参加するときに、着物とスーツのどちらにすべきかは好みの問題です。
文化的にもどちらを選ぶべきか決まっているわけではなく、どちらも選ばれています。
それぞれメリットやデメリットがありますし、記念に写真を撮る場合はその姿が残ることになります。
従って、比較したうえで自分が着させてあげたいと感じた方を選ぶのがおすすめです。
ただ、、アンケート結果によると、七五三に男の子に着せる服として着物を選んだ人の割合が9割を超えていて大多数となっています。
これは、やはり七五三は日本の伝統行事であることから、そちらを選ぶのが無難と考えている人が多いからだと思われます。
もちろん、だからと言ってスーツはダメだということはありませんので、自分で考えて選びましょう。
男の子が七五三で着物を着るメリットは、着る機会があまりない伝統衣装に身を包むことができることが挙げられます。
日本では大きくなってからも、正装にはスーツを着ることが多いので、中には一度も着たことがないという方もいます。
限られた経験となれば思い出にもしっかりと残りますし、写真の写りも良く感じるはずです。
しかし、きちんと着物を着させるためには着付けの知識が必要となりますし、値段が高くなるというデメリットがあります。
兄弟がいる場合は使いまわしができる事になりますが、3歳と5歳では体格も異なってくるので、それに合わせるコストは負担に感じる方も多いでしょう。
着物を着させたいけれど負担をなるべく軽くしたいという場合は、着物のレンタルサービスを活用すればコストを抑えることができます。
スーツは子どもにとって普段の洋服と異なる点が少ないので、着物に比べて動きやすいと感じるはずです。
これは、活発な年ごろの小さな子にとってはストレスにならない点でプラスです。
また、着替えることなくお宮参りを済ませた後に食事に行くこともできます。
そして、コストが断然安いのも家計を圧迫しない点で優れています。
子ども用なら5,000円から7,000円ほどでしっかりとした既製品のスーツを手に入れることが可能です。
高くはないのでわざわざレンタルをする必要がありません。
黒や紺の一般的なカラーの製品を選べば、着まわすこともできるので、例えば弟の七五三の時に着させることもでき、節約することもできます。
これらの点から、トータルで見た場合はスーツの方が良いと感じる人は多いのではないでしょうか。
着物よりスーツを選ぶメリットは、前述のとおり動きやすい服装であることがまず挙げられます。
小さな子どもは活発なので、七五三のお宮参りでも動き回るはずです。
そんな時に動きにくい服装だと、ストレスを感じて機嫌を悪くしてしまうこともあります。
せっかくの七五三を良い思い出にしたいなら、笑顔で過ごしてもらいたいものです。
不機嫌な状態で写真を撮ればそれが残ってしまうので、悪い思い出としてずっと残ってしまうのも考え物です。
また、コスト面で見ても安価でもしっかりした製品はありますし、七五三だけではなく子どもを冠婚葬祭に参加させる必要があったときなどにも流用しやすいです。
手入れもしやすく、トータルコストで見れば明らかにスーツを選んだほうが負担は軽くなるでしょう。
動きやすさやコスト面から見れば、断然スーツの方がおすすめという結果となりました。
着物は見栄えが良いですが、着付けや保管が大変である他、値段が高いというデメリットがあります。
ただし、お子さんの希望も大切にして最終的には選んだほうが良いでしょう。
七五三の主役は大人ではないので、子どもの希望も踏まえたうえでベストな選択をしてぜひ良い思い出にしてください。