いざ七五三になって分かった七五三のどうしたらいい?問題
最終更新日:2022年2月12日 13:27
七五三は日本古来の行事であり、子供の頃に行ってもらった人も多いでしょう。
しかし、いざ自分の子供の七五三をしようとしたら、分からない事がたくさんあったという方は多くいます。
そこで、七五三によくある親御さんの疑問を解決させます。
このコラムの目次
七五三をする時にはまず、時期が問題になります。
いつやるのかということですが、毎年11月15日に行うと決められています。
しかし、この日は祝日に定められているわけではありませんし、学校や会社があります。休みを取ってお祝いをするという家庭もありますが、11月15日前後で都合の良い日を選んでも良いでしょう。
最近では11月になると混雑するため、参拝や写真撮影を早めに行う人も増えてきています。
また、できるだけ自然体の写真を撮りたいと考える人も増えており、スタジオの出張撮影サービスなどを選ぶ人もいるということです。
七五三は子供の成長を祝う行事ですし、子供の体調などを見ながら最適な日にちを選んでいくと良いでしょう。
七五三は男の子と女の子で違いがあります。
また、地域によっても若干の違いはありますが、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳を祝うことが一般的です。
その起源としては昔、3歳は男女とも髪を伸ばし始める時期であり、5歳は男の子が袴を着る時期、7歳は女の子が帯を着用し始める時期とされていたからです。
七五三は一般的に数え年で行うのが一般的でしたが、最近では満年齢で行う家庭も増えてきました。子供が早生まれの場合は数え年で行うのも良いかもしれません。
しかし、3歳の七五三の場合、数え年で行うのはあまり良くないかもしれません。
2歳の子供に着物を大人しく着せることは難しいですし、同行する人の負担も増えてしまいます。
子供の成長具合を見て家族で相談して決めるようにしましょう。
七五三は家族や親せきでお祝いをすることになります。
しかし、誰を招いたら良いのかという問題があります。
祖父母まで呼ぶ場合や両親と兄弟だけで良いという家庭もあるでしょう。
この時に参考にするのは親御さん自身の七五三です。
親族のどこまで呼ぶかというのは風習や土地柄によって異なってくるためです。
両親の祖父母が遠方に住んでいる場合は家族のみで行うこともあるでしょう。
主役はあくまで子供ですし、子供の成長を一緒に祝ってくれる人を呼ぶのがおすすめです。神社でのご祈祷を希望する場合、予約が必要になります。
その際に参加できる人数を確認した方が良いでしょう。
参加できなかった祖父母にはお祝いの席に来てもらうという方法もあります。
七五三というのは元々自宅の近くにある神社に行くものでした。
最近では家から少し離れた有名な神社に行くという家庭も増えてきていますが、あまり遠出してしまうと子供が疲れてしまうこともあるので注意しましょう。
また、境内の歩きやすさも重要であり、長い参道や砂利道は草履で歩くのが大変です。
子供の負担も考えながら最適な神社を選ぶことが大切です。
さらに、事前にご祈祷の予約が必要かどうかということやご祈祷にかかる料金、駐車場の有無も確認しておくのがおすすめです。
駐車場がない場合は公共交通機関で行くことになるため、駅から遠すぎないところを選ぶことがポイントです。
七五三は毎年11月15日に行われるようになっています。
しかし、都合が悪い場合は11月15日前後の日を選んで行っても良いでしょう。
七五三は伝統的な行事なのでいろいろな決まりがあります。
しかし、それを絶対に守らなくてはならないというわけでもありませんし、あくまで主役は子供であると覚えておきましょう。
色々意見はありますが、基本的には呼びたい人を呼び、好きな場所でお祝いをするのがおすすめです。