【お宮参りの基礎知識】初穂料について~お宮参りの思い出は写真館で~
最終更新日:2022年2月12日 13:26
赤ちゃんが生まれると生後1ヵ月を目途として神社にお参りし、健やかな成長をお祈りします。
このとき神社に渡すのが初穂料です。
ここではお宮参りの初穂料の相場や基礎知識について詳しく説明していきます。
このコラムの目次
初穂料とは、祈祷やお祓いをしてもらったときにお礼として神社に渡すお金のことです。
お宮参りに限らず、交通安全祈願や七五三詣など神社で祭事を行った際に渡します。
この初穂とは、もともとはその年の最初に収穫したお米などの農作物のことです。
日本では豊作への感謝を神様に示すために、初穂をお供えする習慣がありました。
しかし、初穂はいつでも手に入れることはできません。
そこで代わりに金銭を渡すようになったのです。これが初穂料です。
神様への感謝の気持ちを表すものですので、本来はいくら渡すかはその人次第ということになります。
とはいえ、現在は多くの神社で祭事ごとに金額を規定しています。
お宮参りの相場は5000円~1万円ですが、具体的な金額は予約の際に確認すると良いでしょう。
お宮参りは、もともとは赤ちゃんの父親と父方の祖父母で神社に行って行うものでした。
母方は、代わりに衣裳からお金まで用意することが多かったのです。
しかし、現在では、大きく様変わりしています。
赤ちゃんの親のほかに両家の祖父母が参加して行うこともあれば、両親と赤ちゃんだけで行うこともあります。
また、赤ちゃんの伯父叔母が参加するという家庭もあるでしょう。
家庭によって参加者が異なるため、費用を誰が払うかということに明確な決まりはありません。
両親と赤ちゃんのみで行うときは親が払うことが一般的ですが、両家祖父母からお祝いという形で援助を受けることもあるでしょう。
お参りをしたあとは、食事会をすることも多いです。
神社へのお礼は赤ちゃんの両親が払い、食事会の費用を両家祖父母のどちらかが持つというケースもあります。
家によってさまざまですので、柔軟に対応することが望ましいです。
神社で渡すお金に玉串料というものもあります。
玉串とは、榊の枝に紙垂をいくつも結んで垂らしたもので、参拝者から神様に捧げる重要な捧げものです。
榊のほかに杉や樫などを使うこともあります。
本来は神社に祈祷を依頼した本人が自ら用意しなければならないものでした。
しかし、時代が進むにつれ、個人で用意するのが難しくなっていきます。
そこで、神社が本人の代わりに用意するようになったのです。
その玉串の代金と神事へのお礼として渡すようになったのが玉串料です。
玉串料はお宮参りや七五三、結婚式などのお祝い事だけでなく、通夜や葬儀などでも使われる点で初穂料とは異なります。
また、玉串料はさまざまな場面で使うことができますが、お札やお守りを購入する際は使えません。
お宮参りは赤ちゃんの健康と成長を願う祭事です。
赤ちゃんだけではなく、両親や両家の祖父母にとってもかけがえのない大切な日といえます。
その大切な記録を残すために、写真館を利用して記念撮影を行ってはいかがでしょうか。
お参りの当日は忙しく、赤ちゃんの身体に負担がかかる可能性もありますので、スタジオで前撮りすることもできます。
写真館には赤ちゃんの衣装が豊富にそろっていますので、じっくり試して似合うものが選べます。
お参りで着ていく祝着のレンタルも可能です。
写真館のスタッフは赤ちゃんの撮影に慣れていますので、ぐずったとしても心配はいりません。
赤ちゃんの笑顔を引きだして、最高の瞬間をとらえてくれるでしょう。
なお、撮影した内容は、写真だけでなくデジタルデータで受け取ることもできます。
お宮参りは、赤ちゃんの誕生を神様に報告し健やかな成長を祈願するための祭事です。
各家庭のやり方で行うと良いでしょう。
お参りは写真館で撮影して記念に残しましょう。
あっという間に大きくなる赤ちゃんの可愛らしい姿をとらえ、写真やデジタルデータにして後々まで残すことができます。