関西地方 七五三におすすめの神社と寺院
最終更新日:2022年2月12日 13:25
子供の成長を祝い、記念に残る行事の一つといえば七五三です。
関西地方には数多くの神社や寺院がありますから、どこに行くべきか迷ってしまいます。
すばらしい記念日にするため、どこを利用すればいいかで迷っているなら、関西地方で人気があるところを参考にして選んでみるのもよいでしょう。
このコラムの目次
家に神棚を祀っていて、古くから関わりを持っている地元の神社がある人もいるでしょう。
有名な神社で記念写真を撮りたいと考えているかもしれません。
七五三のとき、地元と有名なところのどちらに行くべきなのでしょうか。
昔は十分に交通の便がよかったわけではありませんから、地元で子供の成長や健康、幸福を祈ることが当たり前でした。
有名なところに行くためには、旅をするような状態になってしまうからです。
けれど今は車や公共交通機関が発達しているため、移動がスムーズになっています。
必ずしも地元でなければ七五三ができないわけでもありませんので、遠出してもおとなしくできるかどうか、気分を損ねてしまう心配がないかで選ぶのもよい方法です。
11月なら毎日七五三の祈祷を受付している住吉大社は、地元の人から大阪以外の人まで利用しやすい神社だといえるでしょう。
直ぐ側に南海本線住吉大社駅があるので、電車を利用して気軽に立ち寄れることも魅力です。
ただ、子供たちが着物を着た状態で電車に乗ると着崩れをしてしまう心配があるので、不安な場合は車を利用したほうがよいかもしれません。
受付時間は9時から16時までになっており、15日とその前後は混雑が予想されるので、人手が多いと大変な場合は日にちをずらしたほうがよいでしょう。
神職の祝詞のほか巫女舞も行われるため、祈祷料が若干高めです。
1人10,000円2人で15,000円になり、本殿に向かって左側に七五三専用の受付が設けられています。
有料で、衣装の貸し出しと家族写真の撮影をお願いできます。
服装に困っている方は、いつもの服で出かけて着付けしてもらえば着崩れの心配もいりません。
京都でおすすめなのは、全国の天満宮の総本社でもある北野天満宮です。
学問の神様として知られる菅原道真公が祀られているので、受験のときだけでなく七五三のときも子供たちのことをしっかりとお願いできます。
京福電車白梅町駅から徒歩5分ほどですが駐車場もあるので、都合がいい交通手段を選ぶことが出来ます。
地元の人なら市バスの利用もできて、JR京都駅より市バス50あるいは101系統に乗ると天満宮前で下車できます。
七五三の祈祷では受付時に記念品に祝い笹が渡され、祈祷後にお守りと千歳飴をもらえます。
祈祷料は、1人5,000円2人8,000円で3人でも12,000円です。
11月は祭典が行われる時期で、時間帯によっては祈祷が中断されますので、出かける日にちをよく確かめましょう。
有料でパックを利用すると主役の衣装や着付けもお願いできますし、記念撮影などもお願いできるプランがあります。
兵庫でおすすめなのは、地元を長年守ってきた稚日女尊が祀られている生田神社です。
祈祷中の撮影が禁止されているところが多い中、こちらでは撮影ができます。
朱色の拝殿とともに七五三の服装が映え、写真が趣味なパパの腕の見せ所でしょう。
ただ祈祷が行われるのではなく、七五三というイベントを満喫できる内容になっているので、思い出として残りやすいのが魅力です。
記念品は9月から準備してくれているので、10月や11月に予定がとれないといった方にもおすすめです。
祈祷料は1人8,000円2人12,000円で、3人15,000円になります。
パックを利用すると、着物レンタルと写真撮影にお食事も行えます。
ゆったりとイベントを満喫されたいときに、利用するとよいでしょう。
せっかく成長を祈願しお祝いを行うのですから、地元や有名神社の中でも記念に残る日にできる、よりよい場所を選びましょう。
家族で無理なく訪れることができる場所なら主役が機嫌を損ねて、せっかくのイベントが台無しになってしまう心配もありません。
成長してから思い出を振り返ったときに後悔することがないように、早めに家族みんなで計画を立てておくとよいでしょう。