ニューボーンフォトで使う小物を手作りしよう!撮影の注意点も紹介

2025年2月27日
ニューボーンフォトで使う小物を手作りしよう!撮影の注意点も紹介

新生児の姿を写真に残すニューボーンフォトを、より思い出深いものにするためには、手作りの小物を取り入れるのがおすすめです。

華やかな花冠、赤ちゃんの名前や生年月日を記した命名書、かわいらしいプロップスなど、心を込めて作った小物は写真に特別な魅力を添えてくれます。この記事では、ニューボーンフォトで使える手作り小物のアイデアと、撮影時の注意点をご紹介します。

ニューボーンフォトで使う小物は手作りできる!

ニューボーンフォトの撮影で使う小物は購入することもできますが、手作りして節約することも可能です。また、手作りの小物には温かみがあり、赤ちゃんへの愛情も込められます。

世界にひとつだけのオリジナルの小物で、より思い出深い写真に仕上げましょう。

花冠

花冠は、赤ちゃんの写真をより華やかに演出できる人気のアイテムです。とくに生まれたばかりの赤ちゃんは髪の毛が少ないため、花冠を使うことで愛らしさがいっそう引き立ちます。

制作に必要な材料は、造花・リボン・ボンド・はさみだけです。赤ちゃんの性別に合わせて女の子ならピンクやパープル、男の子なら水色やホワイトの造花を選ぶと素敵です。大きい花だけでなく小さい花も一緒に組み込めば、繊細で優美な雰囲気に仕上がります。

作り方のポイントは、リボンに対して造花を一方向に配置していくことです。造花の向きを揃えながら接着剤でしっかりと固定し、完全に乾くまで待ちます。乾燥が不十分だと着用時に外れてしまう可能性があるため、制作は撮影の前日までに済ませておきましょう。

命名書

命名書は、赤ちゃんの誕生を記念する大切な思い出アイテムです。名前や生年月日、出生時刻、身長、体重といった情報を美しく記せば、赤ちゃんが生まれた記念として取っておけます。

台紙選びは、命名書の印象を左右する重要なポイントです。和紙を使用すれば日本的な味わいが、アンティーク調の紙であればクラシカルな雰囲気が生まれます。さらに、赤ちゃんの手形や足形を添えることで、生まれたときの大きさを永久に残せます。

額装は、シンプルな木製フレームや華やかな装飾が施された額など、さまざまなデザインがあるので、全体の雰囲気に合わせて選びましょう。また、手縫いで名前を刺繍すれば、温かみのある世界にひとつだけの命名書となります。

撮影後も飾って楽しめる、思い出深いアイテムとなるでしょう。

プロップス

プロップスは、写真撮影を楽しく演出する小物のことです。100円ショップの材料を上手く活用すれば、個性的なプロップスを手軽に作れます。

木製のスティックにフェルトで作ったハートや花を付け、赤ちゃんに持たせるだけでも楽しい雰囲気を演出できます。そのほか、やわらかい素材で作ったヘアバンドも赤ちゃんの表情を引き立てる人気のアイテムです。

プロップスを作成する時は赤ちゃんの安全を第一に考え、鋭利なものや小さなパーツは避けましょう。やわらかい素材を選び、しっかりと接着することで、安心して使用できます。

おむつケーキ

おむつケーキは、実用的でありながら写真の装飾にもなります。

作り方は簡単です。新生児用おむつ約30枚を円筒状に丁寧に巻き、段になるよう重ねます。各段をリボンで固定し、最後に造花やその他の飾りを配置したら完成です。

デコレーションは、赤ちゃんの性別に合わせて選びましょう。男の子なら爽やかな青と白のリボン、女の子なら優しいピンクと白のリボンの組み合わせがおすすめです。

さらに、バルーンや小さなタオルを添えることで、より豪華な雰囲気を演出できます。

おむつケーキは、ニューボーンフォトに記念日らしさをプラスしてくれるだけでなく、撮影後は実際におむつとして使用できるため、無駄がありません。

手編みニット帽

手編みのニット帽を手作りして、赤ちゃんにかぶせれば、温かみのあるニューボーンフォトになります。

新生児用はサイズが小さいため、編み物初心者の方でも比較的取り組みやすいです。必要な道具は毛糸・かぎ針・閉じ針のみで、100円ショップでも揃えられます。

毛糸にパステルカラーを使えば優しい雰囲気に、鮮やかな色を選べば印象的な仕上がりになります。また、耳のパーツを付け足せば、クマやうさぎをモチーフにした愛らしい帽子になります。

ただし、作り終えるには相応の時間が必要です。撮影日の直前では焦ってしまう可能性があるため、余裕を持って作り始めましょう。


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ニューボーンフォトを小物でクオリティアップしよう

赤ちゃんとの大切な思い出となるニューボーンフォトは、適切な小物選びでさらに魅力的な写真として残せます。多くの小物は100円ショップで手に入り、予算を抑えながらもクオリティの高い写真が撮れます。

ただし、赤ちゃんの肌は非常に敏感なため、直接触れる小物の素材選びには注意が必要です。やわらかな綿素材やオーガニックコットンなど、肌に優しい素材を選びましょう。

かご

かごは、ニューボーンフォトに温もりとナチュラルな雰囲気を演出します。大きめのかごを選べば、撮影中赤ちゃんを安全に寝かせるベッドになります。とくに、柳や籐で編まれたかごは、ナチュラルな風合いで赤ちゃんの柔らかい表情を引き立ててくれます。

撮影時は、やわらかいバスタオルやブランケットをかごの中に敷き、赤ちゃんが怪我をしないよう快適な空間を作ることが大切です。かごの縁に造花やリボンを添えれば、華やかな雰囲気を演出できます。ハート形のかごを選べば、より愛情あふれる写真に仕上がるでしょう。

ただし、アイアン製のかごは赤ちゃんを傷つける可能性があるため避けましょう。また、かごの状態もしっかりと確認し、ささくれや尖った部分がないものを選ぶことが大切です。

敷物

敷物は、写真の背景として重要な役割を果たします。選び方のポイントは、赤ちゃんの肌に優しい素材であることと、写真映えする色合いかどうかです。コットン100%の生地やオーガニック素材の布は、赤ちゃんの繊細な肌にも安心して使用できます。

色は、明るめのものを選ぶと赤ちゃんの表情が引き立ちます。白やアイボリー、淡いパステルカラーは、やわらかな雰囲気を演出できる定番カラーです。また、レース生地を下に敷くことで、エレガントな雰囲気をプラスできます。

安全な撮影のために、スタッファーと呼ばれる専用のクッションや敷物を用意するのもおすすめです。赤ちゃんのポージングをサポートしてくれ、安定した姿勢で撮影できます。

造花または生花

造花や生花は、写真に季節感と華やかさをプラスするのに効果的なアイテムです。造花は100円ショップでも豊富な種類があり、予算を抑えながら好みのものを選べます。

ナチュラルな印象を目指すなら、パステルカラーやドライフラワー調の落ち着いた色合いを、明るく華やかな雰囲気がお好みなら、鮮やかな色合いの花を選びましょう。また、色調を統一することで、洗練された印象の写真に仕上がります。

生花を使用する場合は、安全性に注意が必要です。中には毒性のある植物も存在するため、花の種類は慎重に選びましょう。

また、無害な花であっても、赤ちゃんの敏感な肌がかぶれる可能性があります。そのため、生花は赤ちゃんの体に直接触れないよう、適度な距離を保って配置することが大切です。

ぬいぐるみ

誕生祝いなどでいただいたぬいぐるみを使用すれば、思い出の詰まった特別な1枚を残せます。

また、ぬいぐるみは赤ちゃんの大きさを実感できる目安にもなります。月齢フォトの撮影時にいつも同じぬいぐるみを添えれば、時の経過とともに変化する赤ちゃんの大きさを、視覚的に記録できるでしょう。

撮影に使用するぬいぐるみは必ず清潔なものを選び、汚れやほつれがないか事前に確認することが大切です。また、あまり大きすぎるものは避け、赤ちゃんが主役として映えるサイズを選びましょう。

毛糸やリボン

毛糸やリボンは、シンプルながらもニューボーンフォトを可愛らしく演出できる装飾アイテムです。とくにサテン素材のリボンは光沢があり、上品な雰囲気を作り出せます。

また、リボンを使ってカゴやフレームをデコレーションすれば、簡単にかわいらしいアレンジができます。やわらかい毛糸で作ったハートマークを赤ちゃんのそばに添えたり、優しい色合いのリボンを頭に飾ったりするのもおすすめです。

ただし、安全面には十分な配慮が必要です。リボンや毛糸が赤ちゃんの首に絡まったり、口に入ったりする危険性があるため、飾りは一定の距離を保って配置し、赤ちゃんからは目を離さないようにしましょう。

アルファベット小物

アルファベット小物で、赤ちゃんの名前をローマ字で表現したり「LOVE」や「HAPPY」といったメッセージを添えたりすることで、素敵な写真に仕上がります。

また「WELCOME」や「HELLO」といった言葉を添えることで、赤ちゃんが生まれてきてくれた喜びを表現することも可能です。そのほか、赤ちゃんの誕生日や体重を表示すれば成長の記録としても残せます。

配置する際は、文字の大きさと量のバランスに気を配りましょう。文字が多すぎると写真が煩雑になってしまうため、シンプルなメッセージにするのがおすすめです。

ボード

背景としてボードを使用すれば、写真をより個性的で魅力的な作品へと変えられます。無地のホワイトボードやウッドパネルをベースに、リボンや造花で飾り付けることで、世界にひとつだけの撮影背景が完成します。

ボードには赤ちゃんの生年月日や出生時刻、体重、身長など、赤ちゃんに関する情報を記入するのが人気です。

さらに「Welcome to the world」といったメッセージを添えることで、より心温まる写真に仕上がります。

デコレーションは、撮影全体のテーマに合わせて選びましょう。ナチュラルテイストなら木の実や小さな造花を、モダンな雰囲気なら幾何学模様のテープを使用するのがおすすめです。


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ニューボーンフォトを撮影するスタジオの選び方とは?

ニューボーンフォトの撮影スタジオを選ぶ際は、赤ちゃんの安全を第一に考え、スタジオの設備や衛生面はもちろん、カメラマンのニューボーンフォト撮影経験や資格の有無、料金体系などさまざまな観点から総合的に判断することが重要です。

ここでは、スタジオを選ぶポイントについて解説します。

ニューボーンフォトの経験や資格の有無

ニューボーンフォト撮影には、生まれたばかりの赤ちゃんを扱う特別な技術が求められます。とくに重要なのは、赤ちゃんの体の扱い方に関する知識です。新生児は関節の可動域が一人ひとり異なり、無理なポージングは危険を伴います。

日本ニューボーンフォトセーフティー協会(JNSA)では、撮影時の赤ちゃんの安全を守るための資格試験を実施しています。スタジオへ依頼する際は、この資格を持ったカメラマンがいるかどうかを確認しましょう。

また、資格の有無だけでなく、これまでの経験・実績を確認することも重要です。SNSで「#ニューボーンフォト」や「#新生児フォト」などのハッシュタグで検索し、気に入った作風のカメラマンを見つけたら、プロフィールや公式サイトで詳細を確認すると良いでしょう。

また、スタジオを選ぶ際には、専門のニューボーンフォトメニューがあるかどうかも確認しておきたいところです。さらに、助産師が同行するサービスがあれば、より安心です。

撮影時間

ニューボーンフォトは、撮影する時間への配慮も必要です。生まれたばかりの赤ちゃんは、体力が限られているため、撮影中に目が覚めてしまうと、赤ちゃんにストレスがかかる可能性があります。

撮影スタジオにはあらかじめ所要時間を確認し、朝一番の時間帯を選ぶのがおすすめです。また、撮影後は赤ちゃんの休息時間を十分に確保できるよう、スケジュールに余裕を持たせることが大切です。

当日、赤ちゃんの体調が優れない場合は無理をせず、スタジオと相談しましょう。早く撮りたい気持ちは分かりますが、必要であれば日程を変更することも大切です。そのため、臨機応変な対応をしてくれるスタジオを選ぶことも、重要なポイントとなります。

撮影料金以外に発生する費用

撮影料金だけでなく、それ以外の費用についても事前に確認し、予算内に収めることが重要です。

スタジオによって料金体系が異なり、基本料金以外にもデータのダウンロード費用や写真加工料、商品代金など、さまざまな費用が発生する場合があります。そのため、基本料金が安くても、必要なオプションを追加すると、思ったよりも費用がかかるケースが多いのです。

また、写真の受け取り方法についても確認が必要です。データのみの提供なのか、アルバムやフォトブックなどにしてもらえるのか、希望する形式で写真を残せるスタジオを選びましょう。

データのみの場合は、保管期間がどれくらいかを確認し、期日までにダウンロードしたうえで、きちんと保存しておきましょう。

スタジオまでの距離

スタジオまでの距離は、ニューボーンフォト撮影の可否に影響します。新生児は長時間の移動に耐える体力がなく、また環境の変化にも敏感なため、できるだけ近場のスタジオを選ぶことが望ましいです。

移動時間が短ければ赤ちゃんの体調管理がしやすく、お父さんお母さんも余裕を持って撮影に臨めます。また、新生児は体温調節機能が未熟なため、移動中の温度管理にも細心の注意が必要です。

車での移動時は、必ずサンシェードを使用して直射日光を避け、車内の温度を適切に保つよう心がけましょう。

出産後の体調を考慮すると、基本的には1か月健診後の撮影をおすすめします。新生児の写真を撮りたいけれどスタジオへの移動が不安な方には、カメラマンが自宅に訪問して撮影するサービスもあります。これにより、赤ちゃんにとって安心できる環境で、ゆったりと撮影を進められます。

フォトエフィー提携サービス「BABYBOOTH」では、プロカメラマンと助産師がペアでご自宅に訪問し、赤ちゃんのかわいい写真を撮影するニューボーンフォトに対応しています。
出産後のお悩みもご相談いただけるため、ぜひお問い合わせください。

まとめ

ニューボーンフォトの撮影は、生まれて間もない赤ちゃんを撮影して、新生児らしい姿や家族との大切な瞬間を記録できる貴重な機会です。手作りの小物を取り入れることで、より思い出深いものになります。

花冠や命名書、プロップスなど、心を込めて作った小物は、写真に温かみと個性を添えてくれます。また、敷物や造花、ぬいぐるみなどの小物選びにも気を配ることで、より質の高い写真に仕上がるでしょう。

撮影スタジオを選ぶ際は、カメラマンの経験や資格、撮影時間、料金体系などを総合的に検討することが大切です。とくに新生児の撮影には専門的な知識と技術が必要となります。

フォトエフィーでは、多くのお客様からのご要望にお応えして「BABYBOOTH」と提携し、ニューボーンフォトのご案内を行っております。「BABYBOOTH」では、撮影のプロである「写真家」とお産のプロである「助産師」がご自宅を訪問し、ママと赤ちゃんに寄り添いながらとっておきの1枚を撮影しています。

また、ニューボーンフォトの次に待つ一大イベント「お宮参り」の記念撮影は、ぜひフォトエフィーにお任せください。助産師の研修を受けたスタッフが丁寧に対応し、安心して思い出を形に残せるよう、真心こめてお手伝いいたします。

ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

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