七五三の準備はいつから?することや準備するものまとめ

2023年10月17日
七五三の準備はいつから?することや準備するものまとめ

初めての七五三では、何をしたらよいのか、いつ頃から準備すれば間に合うのかなど、わからないことも多いですよね。11月15日前後の日程でお祝いするのが一般的であり、直前の問い合わせでは希望の日時に予約が取れない可能性もあります。

今回は、七五三の準備を始める時期や準備すること、当日までに用意しておくものを紹介します。思い出に残る素敵な七五三を迎えるために、ぜひお役立てください。

七五三の準備を始める時期

地域によって違いはありますが、一般的に七五三は11月15日前後の日程で、神社などに参拝します。成長をお祝いし、今後の健康を願い、神様に感謝をするという意味合いがあります。

記念に残る大切な行事のため、準備は万全にしておきたいところです。早ければ9か月前から情報収集や下調べを始める場合もありますが、遅くても2~3か月前には準備を始める必要があります。

ご祈祷や撮影、食事会などをスムーズに進めるために、準備することはたくさんあります。初めての七五三ではわからないことも多いため、ネットでの検索やまわりの人の体験談を聞くなど、情報収集をする時間も必要です。

とくに衣装を購入する場合は、早めの準備をおすすめします。前もってしっかりと準備して、思い出に残る素敵な七五三にしましょう。

七五三で準備すること

2~3か月前と1か月前の2つの時期に分けて、準備することを解説します。

2~3か月前に準備すること

まずは、2~3か月前の早めの段階で準備しておきたいことを見ていきます。

日取りを決める

本来は11月15日に七五三を行いますが、必ずしもこの日を選ぶ必要はありません。夫婦共働きで休日が合わないなど、家庭によって、都合がつかない場合もあるでしょう。

また、11月15日前後の休日は、神社やお寺が混雑しやすい傾向にあります。慣れない着物で子どもが疲れやすいことに加え、混雑して待ち時間が長くなると、さらに疲れてしまう可能性もあります。

何より大切なのは、七五三という節目の行事が、家族にとって素敵な思い出となることです。9月~11月の土日祝日を選ぶなど、柔軟に日取りを決めましょう。六曜を基準に、縁起のよい日を選ぶのもひとつの方法です。

神社によっては、七五三のご祈祷を受け付けている月や期間が決まっていることもあります。七五三の時期をずらす場合は、事前に確認しておくと安心です。

当日にすることを決める

七五三で一般的に行われるのは、神社やお寺への参拝とご祈祷、写真撮影、食事会です。何をするかは家庭によって異なるため、各家庭の考えやスタイルで当日にすることを決めるとよいでしょう。

参拝するのは、神社とお寺のどちらでも構いません。神社は神様に、お寺はご先祖様に感謝や祈りを伝える場所であるといわれています。

参拝、写真撮影、食事会をすべて行いたいけれど、1日にまとめると子どもへの負担が心配なこともあるでしょう。そうしたときは、写真撮影のみを別日に行うなど工夫すると、当日のスケジュールに余裕を持たせられます。

七五三のお祝いにあたってしたいことを決めたら、無理のないスケジュールになるように、当日にすることと順番を決めましょう。

写真館の予約を取る

子どもの晴れ姿をきちんと写真に残すのであれば、プロによる撮影がおすすめです。決めた日程に合わせて、写真館やフォトスタジオの予約を取りましょう。参拝の日に撮影せずに、あえて参拝日とずらして撮影する方法もあります。

七五三の時期の休日は予約が取りにくいこともあるので、早めの問い合わせや予約をおすすめします。写真館によっては、七五三撮影のお得なセットプランを提供していることもあり、上手に活用すると費用の節約も可能です。

時期をずらして撮影する早撮りキャンペーンや後撮りキャンペーンのほか、スタジオ撮影ではなく、参拝に同行して出張撮影するサービスもあります。希望に合わせて、撮影スタイルを決めるとよいでしょう。

衣装を用意する

和装か洋装かを決めて、衣装を準備します。七五三のお参りには洋装、記念撮影では和装を選ぶなど、状況によって衣装を変えるのもひとつの方法です。

洋装であれば子ども用のワンピースやスーツを購入、もしくはレンタルしましょう。女の子であれば、華やかなワンピースやドレスが一般的であり、普段着として使い回しができるものもあります。男の子はスーツやジャケット、パンツといった、フォーマルな洋装が一般的です。

和装にする場合、袴や着物だけでなく、草履などの小物類や飾り、着付けの道具なども揃える必要があります。購入を検討するなら、着物に家紋を入れる時間や仕立ての時間が必要になることもあるため、より早めの準備がおすすめです。

袴や着物を購入もできますが、近年はレンタルが主流となっています。七五三用の着物セットを一式レンタルすると、必要なものを自分で揃える手間が省けます。

着付け・メイクの予約を取る

日取りが決まったら、当日の着付けやメイク、ヘアセットの予約を取ります。撮影する写真館やスタジオで着付けやメイクができると、移動を減らせて、子どもへの負担を少なくできます。

美容院でも着付けやメイクは可能です。普段から利用している美容院に頼みたい場合などは、早めに予約しておきましょう。子どもだけでなく、大人も着付けやヘアセットが必要な場合は、このとき忘れずに予約しておきます。

参拝・ご祈願の予約を取る

七五三のお参りをする際、初穂料を納めてご祈祷を受けるのか、お賽銭を入れて参拝だけにするのか、2つのパターンがあります。どちらにするべきという決まりはないため、当日の予定や子どもの体調などを考慮して決めるとよいでしょう。

当日に神社やお寺の受付時間内に行けば、ご祈祷をしてくれるケースもありますが、事前に予約が必要な場合もあります。参拝する神社やお寺が決まったら、予約が必要かどうかを確認しておき、必要であれば予約を取ります。

ご祈祷の日時が決められていることもあるため、ホームページで調べるか、電話で問い合わせてみましょう。車で行く場合は駐車場の有無もチェックし、当日の申込みの手順も聞いておくとスムーズです。

食事会の予約を取る

食事会をするかは自由ですが、行う場合は予約を取っておきましょう。ホテルやレストラン、料亭などによっては、お祝い膳や七五三のお祝いができるようなコースを提供していることもあります。

また、シーズンになると人気のお店は予約が取りにくくなることもあるので、早めに予約を取っておくと安心です。

予約するお店の下調べも大切です。小さい子どもがいる場合は、個室だとゆっくり過ごしやすいでしょう。年配の人が参加する場合は、足腰への負担から長時間正座するのが難しい場合もあります。

家で食事会をするなら、仕出し料理やテイクアウト、宅配サービスなどの手配をしておきます。

1か月前に準備すること

続いて1か月前に準備しておくことを2つ紹介します。

衣装の試着

衣装をレンタルする場合は事前に試着して衣装を決めておくと、当日の衣装選びに悩む時間を省けてスムーズに進められるでしょう。衣装をレンタルするお店に出向き、衣装を試着してコーディネートを考えます。

子どもの雰囲気に合うか、サイズはよさそうかなどチェックします。同じ年齢でも体のサイズは違うため、実際に着てみて確認しましょう。

そのまま着付けやヘアメイクまでお願いする場合は、当日のヘアメイクを衣装に合わせて決めておくことも可能です。当日は決めておいた流れで進められるので、時間を短縮できて、子どもが疲れてしまうのを防げます。

レンタルするお店のシステムにもよりますが、事前の試着なしでOKの場合もあります。試着が必要であるか、衣装レンタルの予約時に確認しておきましょう。

小物の準備

腰ひもや肌着、足袋などの着付け小物、草履、髪飾りなどの小物の準備もしておきましょう。胸元に挟み入れる「はこせこ」や、飾り帯である「しごき」、扇子など、七五三ならではの小物もあります。性別によって必要な小物も変わってきます。

衣装をレンタルする場合、小物一式もあわせてセットで借りられるケースもあります。何をレンタルできるのか、自分で用意しておかなければいけないものは何かを確認して、必要なものを準備します。

また、小物だけをレンタルするサービスや、小物のセット販売もあります。持っている衣装に合う小物を用意するだけでよい場合は、小物のみをレンタルするのもひとつの方法です。状況に合わせて、用意しやすい方法を選ぶとよいでしょう。

七五三の当日までに準備するもの

七五三のお祝いにあたっては、衣装や食事会などの手配に加えて、いくつか準備しておくものがあります。お祝いの当日に必要なものを見ていきましょう。

初穂料

初穂料とは、ご祈祷などの際に神社に対して納める謝礼です。古来は、その年に最初に収穫した農作物である「初穂」を奉納していましたが、現代ではその代わりとして、お金を納めます。

相場は5,000~10,000円前後です。ただし、神社によっては金額が決められているケースもあるため、事前にホームページなどで確認しておきましょう。

白赤の蝶結びののし袋、もしくは白封筒に入れて初穂料を納めるのがマナーです。表書きは上段に「初穂料」「御玉串料」などと記載し、下段には、ご祈祷を受ける子どものフルネームを記載します。

撮影グッズ

出張撮影であればプロにおまかせすることも可能ですが、スタジオ撮影の場合は、神社に参拝するときや食事会の様子を個人で撮影するケースもあるでしょう。

スマートフォンやカメラ、自撮り棒、三脚、予備のバッテリーなど、撮影グッズを準備しておくと、記念撮影もスムーズにできます。

自撮り棒や三脚などを使うと、撮影者も一緒に写真に入れます。子どもの晴れ姿だけでなく、家族全員の写真も残せます。自撮り棒の使用を禁止している神社もあるため、ルールやマナーを守って使用しましょう。

着替え

着物などの慣れない衣装で長時間過ごすと、子どもも疲れてしまいます。締め付けが負担になり、機嫌や体調が悪くなる可能性もあります。衣装が必要な場面が終わったらすぐに着替えられるように、普段から着慣れている服を準備しておきましょう。

食事会の前に着替えれば、大切な衣装やレンタル衣装を汚す心配もありません。衣装を着た状態で汚すのを気にしながら食事するよりも、普段着の方が大人も子どもも楽しく食事できるでしょう。

タオル

活発に動いたことで、衣装が着崩れることもあるでしょう。帯が下がってきたときは帯締めを締め直すとよいですが、素人では難しいこともあります。そんなときは、タオルを帯の下に挟むことで対処も可能です。

また、衣装を着た状態での水分補給では、首元にタオルをかけておくと、衣装が汚れるのを防げます。このように、タオルはさまざまな場面で役立つため、当日持参することをおすすめします。

防寒グッズ

七五三シーズンは冷え込む日も多いため、寒さ対策もしておきましょう。ブランケットやストールなどを用意しておくと、急な気温変化にも対応できます。ピンなどで留めて、ポンチョのようにすると歩きやすくなります。

1日を通して寒くなりそうな場合は、保温性に優れた肌着やスパッツ、レギンスなどのインナーを準備しておきましょう。上の肌着は体にぴったりとフィットする、襟ぐりの広いものがおすすめです。

袖が長すぎるとインナーが見えてしまうので、7分袖などの短めのものを選ぶか、長袖であれば袖を折るなどの工夫をします。

雨具

急な天候の変化に備えて、折りたたみ傘やレインコートなどの雨具も準備しておくと安心です。参拝や撮影で外に出ているときに雨が降った場合に、着物などの衣装が濡れることや、雨に降られて風邪をひいてしまうことを防げます。

雨が強く降りそうであれば、長靴も用意しておきましょう。洗濯バサミやクリップなどがあると、衣装の裾や袖を留められ、濡れた地面に衣装がつくのを防ぐことが期待できます。

飲み物・おやつ

ご祈祷が始まるまでの待ち時間や、撮影の待ち時間、移動時間など、当日は待ち時間が長くなる可能性があります。子どもがぐずると、パパやママも大変な思いをするでしょう。

待ち時間も子どもが楽しめるように、お気に入りのおやつや飲み物を準備しておきます。ストロー付きの飲み物であればこぼしにくく、移動中の車内などでも飲みやすいでしょう。

おやつは、ひと口で食べられる小分けサイズのものや、触っても手が汚れにくいお菓子など、食べやすいおやつがおすすめです。

お孫さんや親戚の七五三では、お祝い袋を用意する機会もあるでしょう。こちらの記事では、お祝い袋の書き方やお金のマナーについて解説しています。ぜひあわせてご覧ください。

まとめ

七五三の準備は、余裕をもって早めに始めておくと安心です。遅くとも七五三シーズンの2~3か月前頃から始めましょう。七五三のお祝いでは、神社への参拝や撮影、食事会などを行うのが一般的であり、準備するべきことがたくさんあります。

photo efyでは、七五三撮影も行っています。スタジオ撮影のほかロケーションフォトにも対応しており、各家庭の要望に合わせたプランを選ぶことが可能です。また、データやアルバムなどの欲しい商品に合わせて選べるプランも提供されています。

公式サイトから予約や問い合わせができます。七五三撮影を検討しているなら、ぜひphoto efyにご相談ください。

カテゴリの最新記事
カテゴリの人気記事