七五三の内祝いは何がいい?お返しにおすすめの品9選

2023年11月10日
七五三の内祝いは何がいい?お返しにおすすめの品9選

七五三の内祝いとは、子どもが健康に大きくなったことを周囲に感謝するお祝いごとです。家族や親戚、友人などに贈り物を渡すのが一般的ですが、なにを用意したらよいのかわからないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。

この記事では、内祝いの基礎知識からおすすめの内祝いギフト9選を紹介しています。縁起が悪いとされるものや、内祝いの相場の金額、贈る時期などにもふれています。ぜひ参考にしてみてください。

七五三の内祝いに関する基礎知識

七五三の内祝いの基礎知識について紹介します。お返しの相場や渡すべき時期などがわからないとお悩みの方は、ぜひ一読ください。

お返しは必要?

七五三のお祝いのお返しは、必要ないという考え方が一般的です。七五三のお祝いはもともと子どもへの贈り物のため、子どもがお返しを用意するのは経済的に困難である、という考えからきています。

しかし、親にとって七五三というのは、子どもが健やかに育ってくれたことを感謝する一大イベントです。祝ってくれた方たちに、なにかお礼をしたいという気持ちを届けたいのなら、ぜひ内祝いを贈ってみましょう。

感謝の気持ちは目に見えないものであり、相手方も内祝いを省略されると喜びが伝わらず、さみしく感じるかもしれません。ただし、七五三当日に食事会を開催して料金を支払った場合は、それがお祝いのお礼となります。別途お返しを用意する必要はありません。

相場は?

内祝いの相場は、贈り物の金額の1/2から1/3です。相場以上の金額のものを贈ると失礼にあたり、また相手に気を使わせてしまいます。

たとえば10,000円の贈り物をもらった場合、3,000〜5,000円が相場です。しかし、お返しは感謝の気持ちをあらわすものであり、無理をしてまで相場にこだわる必要はありません。

また、お祝いの際にお祝い金をいただくこともありますが、内祝いの場合はお金でお返しするのは失礼にあたるため、品物を選んで贈るようにしましょう。以下で、贈り物をいただいた相手別の内祝いの相場について解説します。

両親や祖父母

両親や祖父母の場合は、お祝いにいただく贈り物の金額が高くなる傾向があります。10,000〜30,000円くらいの贈り物を用意されることが多く、したがってお返しは3,000〜15,000円ほどとなります。

しかし、なかには30,000円以上の贈り物をいただくこともあり、予算が足りないという方もいることでしょう。両親や祖父母は、孫のはれ舞台を祝いたいという気持ちが強く、生活を豊かにしてほしいという思いで贈り物をしています。

気を使うとかえって他人行儀になり、相手がさみしく感じる可能性があります。無理をしても相手を心配させるだけなので、1/4から1/5程度でもかまいません。

相手がお返しを遠慮する場合は、子どもから日頃の感謝の気持ちをしたためたレターや絵を送れば、受け取ってもらいやすくなります。

親戚や身内

親戚や身内は、会う頻度や関係性により相場が異なります。七五三のお祝いでは、5,000〜10,000円ほどのものをいただくことが多いようです。もし10,000円の贈り物をもらっていたら、1/2〜1/3が目安のため、3,000〜5,000円が相場となります。

しかし、相手とどのような関係性であっても、お祝いに対する感謝の気持ちをあらわすことが重要です。金額にはあまりこだわらずに、相手が喜んでくれるものを渡しましょう。

贈る時期は?

お祝いの贈り物をもらった1〜2週間以内で、七五三のあとに渡すようにしましょう。はやめに渡すのがマナーのため、忙しくて相手と会う都合がつかない場合は、遅くても1か月以内には渡すことが肝心です。また万が一お返しがおくれる場合は、先にひとこと電話で伝えるようにしておきます。

直接会って渡す方が感謝の気持ちが伝わりやすいですが、会えない場合は配達でもかまいません。その場合は、一緒に手紙を添えておくとよいでしょう。

子どもに「ありがとう」「おばあちゃんだいすき」などの感謝の手紙を書いてもらうと、とくに相手の方が喜んでくれるでしょう。配達する際は、これから発送することを電話やメールであらかじめ伝えておくのが心遣いです。

七五三の内祝いにおすすめの品9選

ここからは、内祝いにおすすめの商品を9つ紹介します。以下を参考に、相手に喜ばれるものを贈りましょう。

お菓子・スイーツ

お菓子やスイーツは、大人だけでなく子どもにも喜ばれるため、内祝いにおすすめの品です。種類も豊富なので、相手の好みや年齢にあわせて選べます。

バームクーヘンやマカロン、フィナンシェなどの焼き菓子は、見た目も華やかで口当たりがやさしいのが特徴です。子どもも大人も食べやすく、手をのばしやすいでしょう。

とくにバームクーヘンは、縁起物として選ばれることも多いお菓子です。バームクーヘンは、ドイツ語で木とケーキを意味しており、何十にもかさなった断層が樹木の年輪に見えることから名付けられました。

ひとつ歳をとるたびに年輪が増えていくのが人間に似ていることから、長寿繁栄を祈って、お祝いの際の贈り物として選ばれています。

また焼き菓子だけでなく、金平糖やどらやきなどの和菓子もおすすめです。日頃買わないような特別感のあるものを贈ると、さらに喜ばれるでしょう。英国御用達や流行のお店、老舗和菓子屋などの品物は、贈答にふさわしい特別感を演出してくれます。

ただし、選ぶ際は賞味期限に注意しましょう。あまり日持ちのしないものだと、相手を困らせてしまいます。もし賞味期限が短いものを選ぶのなら、そのことを伝えてから渡すようにしましょう。

千歳飴

七五三のお祝いといえば、千歳飴が有名です。一説によれば、江戸時代に浅草の飴売りの七兵衛が「千年飴」として売り歩いたのがはじまりとされています。

昔は子どもの死亡率がとても高く、7つ前は神の子といわれていました。名前が縁起のよい千歳飴にあやかって、子どもの健康と長寿を願う思いから、七五三の名物として定着しています。

袋には、ツルとカメのほか、夫婦愛と長寿・繁栄を祈るおめでたい能である「高砂」に登場する尉(じょう)と姥(うば)など、縁起がよい絵がかかれています。そのため、子ども用だけではなく、おじいちゃんやおばあちゃんなどの大人への贈り物にもぴったりです。

近年は、味の種類が豊富で、パッケージもかわいらしいものが多く出てきています。値段もリーズナブルなものが多く、七五三らしさを出せるため、ほかの商品とあわせて購入する方も多くみられます。

乾物

乾物のなかでも、ギフトの定番といえるのが焼きのりやかつお節です。こうした乾物は、お中元やお歳暮などにもよく選ばれています。

贈答用のものが多いため、パッケージも高級感のあるデザインや特別感があるデザインが多くみられます。かつお節はお出汁に使えるほか、焼きのりはご飯のおかずやおつまみにも最適です。賞味期限も半年から1年以上のものが多いため、内祝いにぴったりです。

そのほか、乾燥パスタ+ソースセットもおすすめです。普段は焼きのりやかつお節を使わないというひとも、パスタなら気軽に食べられます。パッケージに高級感のあるものを贈るとよいでしょう。

お米・赤飯

もち米に小豆やささげをまぜて蒸す赤飯は、晴れの日の食べ物として知られています。お祝いの際に炊いて近所に配られてきましたが、古くは鎌倉時代も節日に宮中で赤飯が食べられていたそうです。

赤飯が食べられるようになったのは、一説によれば儀式のためだったそうです。かつて日本では赤米が食べられ、儀礼用に使われていましたが、やがて白米が赤米のかわりに食べられるようになりました。

そこで、儀礼用に白飯を赤くそめた赤飯が食べられるようになったといわれています。七五三では赤い色味が魔よけの意味を持つことから、内祝いの品としても好まれてきました。

赤飯のほかにも、食べやすい白米も人気で、こちらも縁起のよい食べ物です。米という漢字はばらすと八十八という字になることから、発展や繁栄を意味する末広がりとして、祝い事の際の贈り物として選ばれています。

お米や赤飯は、七五三の内祝い用として、風呂敷に包んだものやマスに入ったものなどが販売されています。一風変わったおしゃれなデザインや、高級な包みのものを選ぶと喜ばれるでしょう。

調味料

手軽に料理に使えて、相手の好みに左右されない万能の贈り物が調味料です。長期保存がきき、普段より高級なものを選べば、毎日の食卓をより豊かなものにかえてくれます。

定番は、オリーブオイルやドレッシング、醤油、塩です。ゆず塩やバルサミコ酢、トリュフ塩などの変わり種も特別感があり、喜んでもらえるでしょう。

また甘いもの好きの方なら、ジャムやはちみつ、バターなどもおすすめです。複数の種類をセットにしたギフトセットもあり、いろいろな味を試せるのが魅力です。

タオル

タオルはお祝いごとの定番アイテムです。内祝いにも選ばれており、必需品のため、たとえ何枚あっても困りません。オーガニックコットンやブランド物のタオルなどの上質なものを選ぶと、とくに喜ばれる傾向があります。

タオルのギフトボックスもあり、タオルの贈り物だけでは物足りないときに重宝します。お菓子+ジュース+タオルや、ハンドソープ+ハンドクリーム+タオルなどがあります。

デザインも、使い手を選ばないシンプルなものから、かわいいキャラクターものまでさまざまです。相手の好みにあわせて贈るとよいでしょう。

石鹸・洗剤

石鹸や洗剤も毎日使うものなので、実用性が高くおすすめです。石鹸と洗剤のギフトボックスも人気です。

石鹸とひと口にいってもさまざまなものがあり、肌にやさしいものから、見た目がすぐれているもの、香りがよいものなどがあります。とくにパッケージがかわいく、香りもよい人気ブランドの石鹸は贈り物にぴったりです。

植物由来のオーガニック石鹸なら肌にやさしい仕上がりとなり、敏感肌の大人や子どもにも使えるため、ファミリー家庭に贈るとよいでしょう。さわやかな香りで気持ちをほぐしてくれるオリーブやラベンダー、ローズマリーなどもおすすめです。

洗剤は家族が多い分だけ消費が激しいため、ファミリー層には大助かりの品です。毎日使う主婦の方には、肌にやさしいタイプを選ぶと喜ばれます。

カタログギフト

相手の好みがわからないときや、贈り物の候補が多く判断に迷う場合は、カタログギフトがおすすめです。おいしいお菓子やスイーツのお取り寄せから、おしゃれなキッチン用品、日用品までさまざまなギフトがあり、そのなかから気になったものを選んでもらえます。

贈られた相手も、多くの商品のなかから選べる、本当に自分が必要としているものがもらえるなどのメリットがあります。受け取る時期を選べるので、日持ちを気にする必要もありません。

カタログギフトのなかでは、レジャーや日帰りスパなどの体験型のギフトも人気があります。価格帯も広く、3,000〜100,000円など、予算内で選べるのが魅力です。

写真・名入れギフト

記憶や記念に残る特別なお返しを選びたいときは、写真や名入れギフトがおすすめです。名入れギフトは、カステラやどらやきなどのお菓子から、お米やタオルなどがあり、さまざまな種類が販売されています。

名入れには、食べ物自体にメッセージを刻むものと、パッケージに直接入れられるものの2種類があります。

一方、写真は、成長の軌跡を残せることから、とくに両親や祖父母に人気のお返しです。もらったお祝い金を用いてフォトスタジオで撮影し、アルバムやフォトフレームなどのフォトアイテムを渡す方も多くみられます。

兵庫県で七五三撮影をするなら、photo efyがおすすめです。家族全員での着物撮影や、兄弟姉妹と一緒の撮影など「これがしたい」という希望に応えてくれるフォトスタジオです。

選べるフォトアイテムには、立てかけられるフォトブロックや特別感のあるおしゃれな台紙、持ち歩けるキーホルダーやフォトカードなどがあります。3,850円から購入できるため、義両親や祖父母、友人などへの贈り物におすすめです。

人生に一度しかない七五三の写真撮影ですが、費用が気になる方も多いのではないでしょうか
こちらのページでは、七五三撮影を低価格で撮影する方法や費用の内訳を解説しています。

七五三の内祝いを選ぶ際のポイント

七五三の内祝いを選ぶ際のポイントについて紹介します。相手との関係性、好み、年齢などを考慮して贈り物を選びましょう。

定番は消えものが選ばれる

贈り物の定番といえば消えものです。使うとなくなるため荷物にならず、相手も気軽に受けとりやすいというメリットがあります。

消えものの代表例は、大人も子どもも喜ぶ食べ物です。甘いものが好きな方なら焼き菓子や和菓子、スイーツ、ジュースがおすすめです。ファミリーなら、消費が激しいお米や調味料などが喜ばれます。お酒好きな方はお酒を贈るとよいでしょう。

贈る際はメッセージカードをつける、名入れをするなど一工夫すると、感謝の気持ちがより伝わります。また、消えものは、相手の好みを知らなくても贈れるのが魅力です。それほど関係性が深くない方なら、消えものの贈り物が最適でしょう。

迷ったら日用品にする

内祝いになにを贈るかを迷ったのなら、日用品がおすすめです。食べ物の場合は、味の好みもあるため、選んだ食べ物が相手の舌にあわない場合もあります。

日用品は消耗品のため、ストックが多少多くなっても、ありがたく受け取ってもらえるため安心です。種類の幅も広く、洗剤や石けん、タオル、入浴剤、シャンプーなどさまざまな選択肢があります。

たとえば、日頃から家事をがんばっている方や、よく手が荒れるという方なら、ハンドクリームがよいでしょう。お風呂タイムをゆったり過ごす方なら、バスグッズもおすすめです。

日用品はブランドのものを選ぶと、デザインが洗練されており、品質も安定しているので間違いがありません。

渡す人によって品を変える

内祝いを渡す際は、相手によって渡すものを変えるようにしましょう。たとえば食べ物を渡すなら、味の好みや食物アレルギーを考える必要があります。

とくに小さい子どもがいるご家庭なら、子どもが食べられない辛いものや苦いものは控えたほうがよいかもしれません。食べ物以外では、相手の好みのデザイン、素材に着目しましょう。

両親や祖父母などの目上の方に渡す場合は、食べ物であれば食べやすいものをこころがけましょう。食べ物以外なら、デザインに品があり、上質なものを選ぶように気をつけます。

体験型のギフトは人気ですが、内容によっては体力的にハードルが高いかもしれません。相手のことを考えた贈り物を渡すことが肝心です。

贈らないほうがよいものを知る

品物のなかには、贈ると縁起が悪いとされるものもあります。喜びごとは縁起を重視するため、七五三の内祝いでは控えた方が無難でしょう。以下でくわしく紹介します。

お茶

お茶は贈り物のギフトとしてよく目にしますが、実はお祝いごとの際に贈ると縁起が悪いとされています。その理由は、法事や香典返しの贈り物としてお茶がよく選ばれているためです。

こうした習慣から、お茶の贈り物をみると葬式をイメージしてしまうといわれ、お祝いの際はタブーとなっています。しかし地域によっては、お茶をお祝いごとの贈り物として利用しているところもあるほか、贈る相手がお茶好きな方なら、内祝いに選択してもかまいません。

贈る前に「縁起が悪いといわれているけれど、あなたがお茶を好むから選んでみた」と正直に話せば、きっと気持ちが伝わるでしょう。

ハンカチ

意外かもしれませんが、ハンカチも縁起が悪いとされています。

ハンカチは日本語で「手巾」といい「手切れ」とも読めることから、縁切りを連想させてしまい、祝いごとの贈り物にはタブーとされています。

とくに、しきたりを大切にする目上の方のなかには、こうした読み方を気にする方もいるでしょう。

しかし手巾は、平安時代では神事の際、神に仕える人がまとう神聖な衣でした。江戸時代には縁起物として配られていたと伝わっており、今でも神事の際に使用されている地域もあります。

また、使い勝手のよさや種類の豊富さから、現在はそれほど気にせず贈る方も多いです。もし贈る際は、ご遺体にかける白い布を連想しかねない白い平織りのハンカチを避けて選ぶとよいでしょう。

ハサミ・刃物

ハサミや刃物は、ものを切ることから「縁を切る」ものとして、贈り物には向いていないとされています。しかし、なかには未来を切り拓くとして、よい意味合いで贈るケースもあります。

櫛は、くが苦、しが死を連想させるため、縁起が悪いとされる贈り物です。縁起が悪いもののほとんどは、語呂あわせが原因によるものです。

贈る相手が親しい方であり、相手が希望する場合なら贈ってもかまいません。ただし、しきたりを気にする方なら避けたほうが無難です

キャンドル

火と香りでこころを落ちつかせてくれるキャンドルですが、火を連想してしまうので贈り物には向いていません。火が燃え広がってしまっては困るので、とくに新築祝いや引っ越し祝いの際は贈らないのが一般的です。

そのほか、ライターやストーブ、ろうそくなど、火にまつわるものは内祝いには贈らないほうがよいでしょう。

七五三のお礼状のメッセージ例文

七五三のお礼状を書く際は、縦書きにし、封書で出すのが基本です。横書きやはがき1枚だけで送るのは、カジュアルな印象を与えてしまうため注意しましょう。以下で、お礼状の例文を紹介します。

義親宛てに書く場合

玄関前の道は銀杏の落ち葉だらけで、まるでじゅうたんを敷き詰めたようです。お父さんとお母さんは、おかわりなくお過ごしでしょうか。

先日は、素敵なお祝いの品が届きました。とてもかわいらしい洋服で、〇〇(子どもの名前)も気にいり、さっそくお出かけの際に着ています。いつも気にかけてくださり、本当にありがとうございます。

昨日、無事にお宮参りをすませてきました。あれだけ泣き虫だった子が、もうこんなに大きくなったのだと成長を実感し、感動しました。元気にこの日を迎えられたのも、お父さんやお母さんの心づかいがあったからだと感謝しています。

なお、ささやか内祝いのしるしとして、〇〇をお届けします。同封の七五三の写真とともにご笑納ください。

ますます肌寒くなってきましたが、お父さんお母さんにおいては、お風邪などを召しませんよう、ご自愛ください。

本日は、まずはお礼にて失礼をいたします。

かしこ

祖父母宛てに書く場合

お父さん、お母さんは元気にしていますか。先日こころのこもった手紙とともに、お祝いの品が届きました。

子供用のフォーマルは高いので、購入しようかどうかと迷っていたところです。本当に、いつも気にかけてくれてありがとう。

サイズもぴったりで、〇日にさっそく着用してお宮参りに行きました。〇〇は終始ごきげんで、写真館での撮影もむずがることなく、ノリノリでポーズをとってくれました。そのときの写真を送りますね。すぐに飾れるタイプなので、よかったら飾ってみてね。

〇日には、旦那と子どもとともにそちらに行く予定ですので、またよろしくお願いします。〇〇がおばあちゃんと遊びたいといっていたので、よかったら相手をしてあげてね。

からだを大切にして、風邪をひかないように過ごしてね。

本日はまずはお礼まで。

敬具

親戚宛てに書く場合

日に日に秋も深まってきましたが、〇〇さんはおかわりなくお過ごしでしょうか。

このたびは、こころのこもったお祝いの品をいただきまして、まことにありがとうございます。いつもながらのお気づかい、大変うれしくおもっております。

先日お宮参りに行ってまいりました。ついこのあいだ歩きはじめたばかりなのに、月日が経つのは早いものです。

別日にスタジオで撮影した写真をお送りします。かわいらしく成長した姿をどうぞ見てあげてください。

冬が近づいてきましたが、くれぐれもお風邪には気をつけてください。またお会いできる日を楽しみにしております。

かしこ

知人宛てに書く場合

朝夕の冷えこみも厳しくなってきましたが、〇〇様におかれましては、おさわりなくお過ごしのことと存じます。

このたびは、〇〇のために素敵な贈り物をいただきまして、まことにありがとうございます。おかげさまで、先日無事にお宮参りをすませられました。

つきましては気持ちばかりのものですが、写真館で撮った七五三の写真を別便でお送りします。元気いっぱいの成長した姿をご覧いただければ幸いです。

寒さも厳しくなってきましたが、〇〇様のご健勝をこころよりお祈りいたしております。

まずはとりいそぎ御礼とご連絡まで。

敬具

七五三の内祝いにかけるのしのマナー

七五三の内祝いは、最も格式の高い包装法として、のし(熨斗)をかける必要があります。のしをかけて贈る際は、相手に失礼のないように基本的なマナーをおさえておきましょう。

水引

水引は、基本的に2種類にわけられます。一度結んだらほどけない「あわじ結び」など結び切りのタイプと、結んでもほどける花結び(蝶結び)です。

花結びは、結び目が蝶結びとなっており、簡単にほどけるため、何度繰り返してもよい祝いごとの際に使われます。お食い初めや出産、七五三、進学、成人といった子どもの成長の節目に使うことが多いのが特徴です。お盆やお中元、七五三の内祝いなどにも使われます。

一方、結び切りのタイプは、簡単にはほどけないため、人生で一度きりであることが望ましい慶事や、二度と起きてほしくないことに使います。たとえば結婚や弔辞、病気見舞いなどです。

また、水引は色も重要です。赤白は祝いごと全般に、金銀は結婚祝いや結納、白黒や白黄は香典やお供えに使用します。七五三の内祝いの場合は、紅白の花結びの水引を選びましょう。

表書き

のしの表書きは「内祝い」「御礼」が一般的です。または、七五三の内祝いであることをしめすために「七五三内祝」と書いても問題ありません。

表書きの下の名入れには、子どもの名前を記入します。一般的には送り主の名前を記入しますが、七五三の内祝いの場合は異なるので注意しましょう。

その理由は、もらったのが子どもあての贈り物だからです。子どもからのお返しとしたほうがおさまりもよく、贈られた相手も喜びます。名前も通常はフルネームですが、今回の場合は名前部分だけでよく、苗字もいりません。

兄弟姉妹で贈り物をいただいた際は、連名で名前を書いてもかまいません。連名で書く際は、年上を右側にもってきます。男女連名の場合は、男の子が右側、女の子が左側です。

内のしと外のし

のしのかけ方には、内のしと外の2種類があります。内のしは、贈り物にのし紙をかけて、うえから包装紙をかける方法のことです。一方、外のしは、包装された贈り物のうえからのし紙をかける方法です。

内のしは、表書きがそとから見えないことから、控えめな表現をするときに使用されています。内祝いは、お祝いのお返しであり、盛大に祝うものではないため、内のしを使用します。

外のしは、表書きがそとからはっきり見えるため、お祝いを明確に伝えたいときに使用します。たとえば結婚祝いや出産祝いなどです。

まとめ

七五三の内祝いは、子どもが健康に成長したことへの感謝の気持ちをあらわすために行われるものです。そのため、必ずしも相場にあわせる必要はありませんが、こころをこめたものを贈るようにしましょう。

おすすめは、フォトアイテムです。近年は、両親や祖父母、または友人へのお返しとしてよく選ばれています。

西宮市、宝塚市、伊丹市にスタジオをもつフォトスタジオphoto efyでは、七五三プランとしてお参りレンタルやスタジオ撮影、ロケーション撮影を行っています。リーズナブルな価格設定や洗練された衣装や背景などが人気のポイントです。

おかげさまで希望の撮影スタイルが叶う、友人におすすめしたい、何度でも利用したいフォトスタジオとして3冠に輝きました。photo efyの七五三写真で、子どものかわいい晴れ姿をご両親や祖父母、友人に届けてみませんか。

カテゴリの最新記事
カテゴリの人気記事