七五三の参拝は神社とお寺どっちがいい?選び方を解説
子どもの成長を喜ぶ七五三は、日本ならではの伝統行事として多くの家庭がお祝いをしています。
そんな七五三では、参拝するのは神社かお寺が一般的とされています。そう言われると神社とお寺、どちらに参拝すべきか迷ってしまう、という方も多いのではないでしょうか。
本記事では、七五三参拝に神社とお寺、どちらを選ぶべきか、また参拝先の選び方や参拝する際の正しい作法などについてご紹介します。ぜひご参考になさってください。
このコラムの目次
七五三は、子どもの成長を喜ぶ伝統行事です。はるか昔、まだ医療が発展していなかった時代は、乳幼児の死亡率が今と比べて格段に高く、7歳まで無事に育ち上がるのは大変なことでした。
そのため、子どもが無事に成長するのは、氏神様やご先祖の加護があってこそと考えられており、3歳、5歳、7歳と節目を設けてこれをお祝いするという習慣が定着したのです(地域差など、諸説あります)。
健やかに成長できたことに感謝し、この先も見守ってもらうために祈りを捧げるという意味が、七五三の参拝に込められています。
氏神様は神社、ご先祖様は菩提寺の管轄です。このため、七五三の参拝は神社でもどちらでもよい、ということになります。
あくまで主旨は子どもの成長へのお祝いと感謝ですので、どちらへ参拝せよ、という決まりはありません。それまでの家の作法などがあればそれにしたがって、神社かお寺か決めるとよいでしょう。
七五三のお祝いは、神社でもお寺でもどちらでも構いません。では、実際に参拝先を決めるためのポイントについてご紹介しましょう。
最も合理的なのは、自宅から近い神社やお寺を参拝することです。七五三をお祝いするにあたって、子どもに晴れ着を着せたり、祈祷をお願いしたり、記念撮影をしたり、何かと準備したいことがあるという方も多いでしょう。
また、古くからの慣例として、七五三のお祝いで住んでいる地域を守ってくれる「氏神」のいる神社を参拝するということはかなりスタンダードです。
自宅の近くであれば、スケジュール的にも体力的にも安心です。まだ幼い子どもを連れ歩いて慣れないイベントをこなすわけですから、なるべく負担の少ない距離で済ませるのは賢い選択であるといえるでしょう。
自宅からの距離も大切ですが、お参りのしやすさも大事なポイントです。
写真撮影がしやすい、ご祈祷をしていただく場合の動線やシステムがしっかりしている、子どもがちょっと飽きてしまっても待機したり休憩したりできる場所があるなどのポイントをチェックしておくとよいでしょう。
また、家族の行事として、祖父母や親戚を呼んでみんなでお祝いしたい場合は、駐車場が広いこと、最寄りの駅から歩きやすいことなども重要です。
両親や家に馴染み深い神社を選ぶというのもひとつの方法です。たとえば、祖父母と一緒に七五三のお祝いするために実家に帰省し、実家の氏神神社や菩提寺、両親が初詣などのイベントで通っていた神社など、馴染みのある場所を選ぶのもよいでしょう。
よく知っている、馴染みの場所であればアクセスもしやすいですし、ある程度の勝手もわかります。
また、同じ理由で、子どもの安産祈願やお宮参りなどで訪れた場所もおすすめです。生まれたときから訪れている場所で、折々に触れて写真を撮ったりしておくことは、よい思い出にもなるでしょう。
知名度の高い、大きな神社やお寺に訪れるのもおすすめです。そういった場所は七五三に訪れる参拝客が多く、祈祷や写真撮影のプランがしっかり用意されていたり、観光目的の参拝客のために歩きやすく整備されていたり、何かと配慮が行き届いている場合が多くあります。
衣装と着付け、写真撮影、祈祷がセットになった七五三プランが用意されている所や、近くの写真館や食事処と提携し、より過ごしやすいプランを組んでいる所もあります。ホームページなどでお得なプランがないかチェックしてみることをおすすめします。
近年のSNSの発達により「映え」を気にする方も増えてきました。有名な神社やお寺では、七五三に限らず観光で訪れる参拝客のために、撮影スポットを案内してくれる所もあります。参拝やご祈祷の後に、家族で散歩をしたりするのも素敵です。
とくに七五三の時期は紅葉の季節です。紅葉や絶景が楽しめる場所を選んで参拝するのもおすすめです。事前にホームページなどで写真映えするスポットをチェックしてから訪れるとよいでしょう。
ここから、七五三の参拝に神社を選ぶ場合のポイントについてご紹介します。
参拝する神社を決めたら、事前にホームページや電話等で以下の点について確認しましょう。
まずは受付期間についてです。ご祈祷自体は1年通じて行われているものですが、千歳飴などの記念品等が準備されているのは、やはりシーズン周辺の時期だけになる場合が多いので、確認が必要です。
また、ご祈祷を受ける場合は、予約ができるのかできないのかについても確認しておく必要があります。ご祈祷の予約を受け付けていない場合、待ち時間がかなり長くなってしまうこともあります。待ち時間対策などについても頭に入れておく必要がありますね。
ご祈祷を受ける場合は「初穂料」と呼ばれる謝礼を納める必要があります。相場は5,000円から1万円程度となりますが、初穂料は神社ごとにあらかじめ決められている場合もあります。また、納め方について作法が決められている場合もあるので、しっかりと確認しておきましょう。
そのほか、車で向かいたい場合は、駐車場の有無、乳児の兄弟を連れて行く場合は、休憩室や授乳室の有無、アルバム作りにカメラマンを連れていきたい場合は、出張撮影を受け入れているかなども確認することをおすすめします。
神社で七五三の参拝をする場合、ご祈祷や記念撮影はもちろんですが、せっかくの文化体験ですので、神社での風習をひととおり行っておくと、より思い出に残る1日になります。
手水舎で手や身体を清める、鈴を鳴らす、お賽銭をお賽銭箱に納めてお参りをするなど基本的なものはやっておきましょう。また、絵馬を書いたり、おみくじを引いたりなどもおすすめです。
しかし、大きな神社の境内をあちこち移動し過ぎると、祈祷や撮影の前に子どもが疲れてしまってうまくいかなくなってしまう、ということも考えられます。何をしたいかを事前に決めて、施設内の配置や所要時間などしっかりシミュレーションしておくことをおすすめします。
七五三はあくまで家族内で行う「内祝い」の行事です。そのため、服装にこれといった決まりはありません。
しかし、神社の神様にお参りをする日であり、家族の記念としてかしこまった撮影をしたいという方もいるでしょう。着物やスーツなどのフォーマル、またはセミフォーマルな服装をおすすめします。
ジーパン、ジャージ、Tシャツのようなラフすぎる恰好は控えるのが無難です。スニーカーやサンダルもなるべくやめておきましょう。
また、同様に肌の露出が多い服装も好ましくありません。過度に透けた素材の服や、丈の短いボトムスは避けるのがベターです。ジャケットなどの上着があるとなおよいでしょう。
また、七五三のお参りは子どもが主役です。晴れ着や袴を着させることもあるでしょう。その場合、大人の服装は、主役である子どもの服装の格より一つ下にしておく必要があります。着物なら訪問着、華美になり過ぎないフォーマルドレスやスーツなどがおすすめです。
次に、神社での七五三の参拝の作法です。何も知らずに行くと、当日慌ててしまうかもしれません。事前に一通り頭に入れておきましょう。
神社の入り口である鳥居をくぐると、そこはその神社で祀られている神様の神域となります。まず神社に着いたら、鳥居をくぐる前に服装の乱れを直し、神様への感謝を込めて一礼します。また、鳥居の真ん中は神様の通り道とされています。邪魔をしないよう端をくぐりましょう。
鳥居をくぐったら、神様の元へまっすぐ行ってよいというわけではありません。参拝は、手水舎で手と口を清めてからになります。
手水舎の前に立ったら、柄杓(ひしゃく)を右手で持って水を汲みます。そのまま水を左手にかけて清め、今度は柄杓を左手に持ち替え、右手に水をかけて清めます。その後また柄杓を右手に持ち替えて、左手を丸めて水を受けます。その水で口をすすぎ、再び左手に水をかけ、清めます。
ここまでで残った水は、柄杓を立てて水が柄杓の柄を沿うように流します。水を流し終えたら柄杓を元の位置に戻して、お清めは終了です。
一度柄杓で水をすくったら、その水ですべての動作を行ってください。何度も水を汲み直すのはマナー違反になるということも覚えておきましょう。
お清めが済んだらいよいよお参りです。神社への参拝は、二拝・二拍手・一拝の作法で行うのが一般的です。これは七五三に関わらず、神社への参拝ではいつでも使う作法ですので、頭に入れておくと、初詣などほかの機会にも役立ちます。
社の前に着いたら、一度姿勢を正して、2回深くお辞儀を行います。胸の高さに両手を持ち上げて、2回拍手をします。その後、手を合わせ、心を込めてお祈りをします。最後に深く一礼し、参拝は終了です。
神社によってこの作法は異なる場合もあります。事前に訪れる場所のマナーを確認しておくとよいでしょう。
参拝が終わったら、記念撮影や七五三のご祈祷などを楽しみましょう。帰りの際、境内を出た後は、神社の方へ向き直り一礼をします。なお、参道の中央は神様の通り道とされているので、左右どちらかの端を歩くようにする、ということも覚えておきたい作法です。
参拝時の服装は先述しましたが、ご祈祷では靴を脱いで社殿に入るケースもあります。その際、裸足はNGとなりますので、子ども、大人ともに足袋や靴下、ストッキング等を着用するようにしておきましょう。
また、出張撮影を依頼する場合は、事前に神社の敷地内撮影ができるかどうか、また事前に許可を申請しておけばOKという神社もありますので、必ず確認をするようにしましょう。
七五三の参拝を受け付けているお寺もたくさんあります。ここでは、七五三で参拝するお寺選びのポイントを4つに分けてご紹介します。
お寺の場合も神社と同様に、ホームページや電話で以下の点について確認しておくと安心です。
まずは、七五三の受付期間についてです。こちらも神社同様、千歳飴など七五三用の授与品はシーズンのみ提供しているという場合がほとんどです。いつからいつまでが受付期間なのかを確認しておきましょう。
また、ご祈祷をしないお寺もありますので、その確認も大切です。当日受付はしない、WEB予約のみという場合もありますので注意が必要です。お寺はご祈祷料が決まっている所が多いため、納め方も含めてチェックしておきましょう。
大きなお寺では本殿とご祈祷所がかなり離れている場合があります。慣れない正装で子どもが歩き疲れてしまっては大変です。歩行距離のチェックと、配置図を頭に入れておくことをおすすめします。
最後に、神社同様駐車場の有無や、写真やビデオ撮影の可・不可などの確認もしておきましょう。仏教は宗派が細かく分かれており、宗派ごとに作法やタブーなどが異なることも多々あります。このあたりも忘れずにチェックしておきたい点です。
服装は、神社同様に考えてよいでしょう。カジュアル過ぎる装いや肌の露出は控える、大人の服装は主役である子どもよりもひとつ格下に、という点をおさえておけば問題ありません。
子どもにはぜひ振袖や紋付などの和装で、と考えている方もいらっしゃると思います。七五三のイメージと言えば子どもの可愛らしい和装ですし、スタイルとしてはスタンダードです。
しかしここで注意しておきたいのは、小さな子どもは和装がかなりの負担になる場合もあるということです。トイレに行くのも一苦労ですし、もっと幼い兄弟を連れていたりすると、それだけ親子とも負担は大きくなります。
もし心配であれば、写真館では和装で撮影し、お参りは洋装でという方法を採るのもよいでしょう。近年はそのようなプランを提供しているフォトスタジオなども珍しくありません。子ども用の着脱しやすい和装や小物もたくさんありますので、事前に情報を集めておくのもおすすめです。
大人も、お世話することを想定して少し動きやすいセミフォーマルにしても構いません。当日の動きやすさも考慮した上で、賢く衣装選びをしてください。
ここからは、お寺の参拝マナーについてです。お寺と神社は異なる宗教施設ですので、当然マナーも違います。しっかり確認しておきましょう。
お寺に到着したら、敷地内に入る前に、正門の前で一礼または合掌をします。正門の足元の敷居は踏まずにまたいで進むのがマナーです。
正門をくぐったら、神社へ参拝するときと同様、先にお清めを済ませます。お寺にも手水舎がありますので、そちらへ進んでください。お清めの方法は先述した神社での作法と同じです。
お清めが済んだら本堂へ進みます。賽銭箱にお賽銭を入れ、頭を下げて目を閉じ、合掌をして静かにお祈ります。神社では二拝・二拍手・一拝でしたが、お寺では手を打ち鳴らさず、静かに両手を合わせるのがマナーです。
ここで、お線香と蝋燭が置いてある場合は、仏様への感謝を込めてお線香をあげましょう。ただし、前の人がつけた蝋燭の火が残っていた場合でも、一度消して、自分で新たに灯し直すようにしてください。
ほかの人がつけた火を使って線香を灯すと、その人の業をもらってしまうとされています。大切な作法のひとつですので、ぜひ覚えておきましょう。
お寺でもご祈祷をお願いする場合は、ご祈祷料が必要です。神社では「初穂料」と呼びますが、お寺では「お布施」または「ご祈祷料」と呼びます。納める時はのし袋に入れ、表書きを「御布施」か「御祈祷料」と書きましょう。
とくに注意したい点は、先述した「手を打ち鳴らさない」というところです。お寺は合掌するだけ、としっかり覚えておきましょう。
七五三の参拝は神社でもお寺でもどちらでも構いません。ここでは、よくある疑問について取り上げます。
七五三は、子どもの成長イベントとして、重要な位置付けにあると言えます。でも実際に衣装、撮影、スケジュールの調整、参拝からご祈祷までを完璧に執り行おうとすると、準備がかなり大変です。
しかも主役は3歳から7歳のまだ幼い子どもです。衣装をちゃんと着てくれるか、歩いてくれるのか、祈祷の間大人しくしていられるか、悩みどころは多いでしょう。
七五三はあくまで内祝いの行事です。基本的にお祝いのスタイルは各家庭で自由ですので、必ずしも神社やお寺を訪問したらご祈祷する必要はありません。
とくに近年、七五三は多様化しており、お祝いを写真だけで済ませる家庭も増えています。ご祈祷は待てる自信がないけれど、七五三の雰囲気を満喫したいという方は、ご祈祷は受けずに参拝だけにしておいて、撮影や食事を楽しんでお祝いするというのもおすすめです。
七五三のご祈祷をしてもらった場合、授与品としていただける物がいくつかあります。棒状の長い「千歳飴」、お願いごとを書いて奉納する「絵馬」、魔を破って幸せに暮らせるよう願いを込める「破魔矢」あたりが代表的ですが、その他お守りや祈祷札などもあり、神社やお寺によって内容が異なります。
千歳飴は後日カットして食べてしまうものですが、絵馬や破魔矢、お守りなどを自宅で保管する場合、いつまで飾っておけばよいのかが気になる方もいらっしゃるかと思います。
これらの授与品は、持ち帰ったら1年間を目安に飾り、また頂いた神社やお寺にお返しし、お焚き上げをしてもらうのが一般的です。厳格な返却時期の規定があるわけではありませんので、七五三の参拝から1年を過ぎて、また神社やお寺を訪問する機会が訪れたらそのときに返却する、という方法でよいでしょう。
また、子どもの節目を振り返る記念品としてずっととっておきたい、縁起物として長く身につけておきたい、飾っておきたいという気持ちで自宅に保管しておくのも間違いではありません。その場合は、ほこりをかぶったりしないように、写真とともに大切にとっておくのもよいでしょう。
ご祈祷をしてもらった場合の初穂料やお布施を入れるのし袋の書き方についてご紹介します。
のし袋は蝶結びの水引が印刷されたシンプルなものを選び、上段に神社の場合は「初穂料」「御初穂料」もしくは「玉串料」「御玉串料」、お寺の場合は「御布施」「ご祈祷料」と記します。下段には祈祷を受ける子どもの氏名を書きましょう。
兄弟・姉妹連名で記す場合は、向かって右側を上位としますので、右側に年齢が上の子どもの名前、左側に年齢が下の子どもの名前を書きます。
水引とのしがあらかじめ印刷されている、封筒タイプののし袋は、中袋がない場合もあります。もしも包む金額が10,000円未満であればこのままで構いませんが、包む金額が1万円以上であれば、中袋があるタイプののし袋を選び、中袋(中包み)に入れてからのし袋に包む必要があります。その場合、中袋の表面中央に納める金額を裏面左下に住所・氏名を縦書きで書きましょう。
なお、金額の数字の書き方は「一、二、三」と一般的な漢数字で書いても問題ありませんが、より正しいマナーを徹底したいと考えるなら「壱、弐、参」と旧字体の漢数字で書くようにしてください。
初穂料やお布施を包むときは、お札の裏表と向きに注意が必要です。肖像画が描いてある面が表となりますので、表が袋の上にくるようにしてお札の向きを揃えて入れます。
お札の面と肖像画を裏にするのは、お香典など不祝儀の時に使う入れ方です。間違えないよう気をつけましょう。必ずしも新札である必要はありませんが、なるべくしわなどの少ないものにしておくのが無難です。
さて、ここで七五三の参拝以外に決めておきたいことについて触れたいと思います。せっかくの記念ですから、楽しい催しになるようにしましょう。
お祝いと言えばおいしい食事です。家族で、または祖父母や親戚も一緒に楽しい会食になるような場所を選びましょう。
七五三の参拝や撮影に、着物やドレスをレンタルするというご家庭も多いでしょう。参拝や撮影の後は子どもの1日の疲れもピークに達してしまいそうですし、食事で汚してしまうことも気になります。
楽な服に着替えてから、自宅でゆっくり食事を楽しむのもよいでしょう。両親が腕をふるうのも素敵ですが、ケータリングやデリバリーなどを利用すれば、華やかで手間もかからず便利です。
多いのは、料亭やホテルのレストランを選ぶ方です。せっかくのお祝いですから、どうせならきちんとしたお店でちょっといいお食事をしたいという気持ちもあるでしょう。
とくに神社やお寺から近いホテルなどでは、七五三の時期はセレモニーコースメニューを用意しているお店も多くあります。写真、お参り、食事までがパッケージになっているプランもあります。選びやすく特別感があるのでおすすめです。
とくに3歳、5歳の小さい子どもは、外で落ち着いて食事をするのが難しい年頃です。子どもが疲れてしまったり、ちょっと賑やかになってしまっても気にならない馴染みのお店やファミレスの個室を選ぶと安心です。
小さな子どもは、かしこまったメニューはなかなか食べてくれなかったりするものです。いつものポテトやお子様ランチを、1日がんばったご褒美にしてあげるというのもよいでしょう。
次に気になるのは記念撮影です。納得できる一枚を撮るためにはどうしたらよいのでしょうか?
大手の、いわゆる子ども撮影に特化したフォトスタジオを選ぶ方が多いのではないでしょうか。
フォトスタジオは、何といっても撮影衣装が豊富なところが最大のメリットです。和装に限らず、ドレスやコスプレ、兄弟撮影などを存分に楽しめます。また、スタッフも子どもをあやしつつ表情を引き出すテクニックを持っているので、その点についても安心です。
そのほか、お参りで外出する際のレンタル衣装や、着付け・ヘアセットも込みのプランが用意されている場合も多々あります。天候に限らず撮影できるところもメリットです。
フォトスタジオefyでは、こだわりの素敵なオリジナル衣装で七五三の撮影をいたします。前撮り、後撮りなどお得なプラン、体験キャンペーンや子ども撮影の相談会などもご用意していますので、気になる方はぜひ一度お問い合わせください。
もし、お馴染みの写真館がある方はそちらにお願いするのもおすすめです。家族の軌跡を同じ写真館で撮影し続けたい、親戚などから譲り受けた着物を着せたいなど、個人的な要望がある場合は、おすすめです。
個人の写真館では、より撮る人の個性が出ます。これぞ、という人に家族の記念を撮ってもらうのは、また格別な思い出になりそうです。大手のフォトスタジオとはまた違った味わいのある写真が撮れることでしょう。
出張撮影もまた魅力的です。専属カメラマンを連れて歩くということになるので、こちら都合や要望に合わせることが可能です。待ち時間も発生しないのでストレスが少ないというのもよいところです。
やはり野外で行動をともにしつつの撮影は、子どもたちの自然な笑顔や家族との自然なやりとりをとらえられます。着付けやヘアセットのシーンなど、準備段階から付き添って撮ってもらえる場合もあるので、より臨場感のある、家族だけの素敵なフォトブックが作れるでしょう。
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七五三は、子どもの成長をみんなで喜ぶことができる大切な行事です。参拝先は神社でもお寺でも構いませんが、当日を慌てず過ごせるよう、ぜひそれぞれの作法やマナーを事前にチェックしておいてください。
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